夫は、若い頃にはシンガポール。
もうちょっと年齢がいってからはアメリカと。
二つの国に単身赴任していました。
その頃、現地の社員が、親しみを込めて呼ぶときは、
「カト〜ウさん」というらしいです。発音がフラットではなく、イントネーションが入ります。文字にすると、難しいです(笑)。
(ちょっと一平さんの、東北弁っぽいかな?)
エンゼルスの大谷くんも、メディアなどは
「オ〜タニさん」と呼んでいます。
そのオータニさんのエンジェルスでは、ホームランを打った人に、日本の兜を頭にのせる。
という発想になったらしく、日本の業者に発注し、33万円の兜を手に入れ、先日、テレビニュースで兜をかぶっていました。
私もこうして書いているので、文句は言えませんが、メディアは、WBC で視聴率が取れたからと、引っ張りすぎ。もうそろそろいいんじゃないですか?
私が、なぜこれを書いたかというと・・・。
エンジェルスで被っていた兜の、「クワガタ」と呼ばれる、立てものを、日本では内向きに差し込むのを、「万歳」のように、外向きにつけていました。
そういうところが、大陸的で、面白いところだなと思って・・・。
いちいち日本人に聞かず、細かいことにはこだわらない。
日本の繊細な美意識では、あの「クワガタ」が外を向いていたら、慎ましさがないような気になります。
内向きだから、成立する美意識だと。
さて、今年も和室に、兜を飾りました。
5月5日のこどもの日が終わると、すぐにお片づけするので、4月の大安に飾り、終わると、すぐにしまいます。