20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「ラストエンペラー」

2023年04月08日 | Weblog
            

坂本龍一が、亡くなったことで、「ラストエンペラー」に注目が集まっています。
「戦場のメリークリスマス」は、映画館で見ましたが、「ラストエンペラー」は見落としていました。

FBの友人たちも「何度も見た」「すごくよかった」との書き込みをいただき、これは見なくちゃと、チャレンジしました。

うちは、ネットフリックスと、Amazonプライムに入っていますが、そこではもう上映が終わっています。
唯一、やっていたのが、U-NEXTです。

慌てて入会し、先日から、お夕食後に、リビングの55インチの大型テレビで、サウンドバーを下に置いているので見ています。
毎日、1時間だけ、お夕食後の気分転換に見ていますが、映画館にいる気分です。

この「ラストエンペラー」は、かなり長い映画です。紫禁城を見ながら、最上級の宝物を、毛沢東に敗れ、全て台湾に持ち出した蒋介石の顔が浮かびました。この中国の紫禁城と、台湾の故宮博物院は、展示されているものの格が大違いだそうです。もろん、故宮博物院の方が上です。

数日にわたって、途中、映画の時代の中国の歴史を、再び学んだりしながら見ました。

かつて満洲国があった場所のすぐ下にある、大連に、20年くらい前に旅行したことがあります。
関東軍が侵略した満洲国の下にある、大連の折々の場所に、そのころの気配が残っていました。

映画では、清国最後の皇帝が、亡くなる前に見たのは、毛沢東率いる中国共産党。
清国はアヘンなどが蔓延していました。王妃もアヘン中毒で最後は、記憶も定かではなくなります。皇帝は様々な中国の移り変わりを体感し、傷ついたり、自ら皇帝ではなく「庭師」と名乗り、紅衛兵たちの行列に飛び込み、友人を救おうとします。

すごい映画だなと、アカデミー賞を受賞した、はるかなる悠久の中国大陸をイメージする、エンディングテーマ曲を聴きながら、「教授」を偲びました。

ネットフリックスで「三国志」を見た時も、歴史を学び直し、確認して、全部見ました。
こうしたことも、家で見るからこそできる、学びで楽しいです。


そうそう「三国志」といえば曹操(笑)。

3月にクリニックに、花粉症かどうかの血液検査をしていただいていましたが、あれから数日後には治ってしまい、公園をマスクなしで歩いても、なんともないので、そのまま忘れていました。

先日、ビタミン剤などをいただきにクリニックに行った時、先生が3月に行った、39種のアレルギーの検査結果を教えてくださいました。
「ジュンコさん、ヒノキ、スギ、ブタクサ、蕎麦、ピーナツなどを39種類、調べたけど、全部0。サイキョーだね。アレルギー、ぜんぶ、跳ね除けてるよ」と。
と、そんなわけで、おかげさまで、花粉症ではなく、季節の変わり目の、軽い鼻風邪だったようです。

まだコップのお水は溢れていませんでした。というか、コップにお水はありませんでした(笑)。
コメント
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