20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

歯科検診

2008年10月21日 | Weblog
 今日は三ヶ月に一回の、歯科検診と歯のクリーニングの日です。
 こうしてまめに検診をしていると、歯周病にもならないですみますし、歯の状態が健康のまま保たれます。
 こんなちょっとした心配りで、歯が丈夫で長持ちしてくれるのでしたら、検診に勝る予防はありません。

 今日も秋晴れ。
 物干し竿いっぱいの洗濯ものが、風にからからと泳いでいます。
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国際子ども図書館を考える全国連絡会・緊急フォーラム

2008年10月20日 | Weblog
 今日は午後2時から「国際子ども図書館を考える全国連絡会」主催の「国際子ども図書館の増築計画を考える緊急フォーラム」が、神楽坂の出版クラブで行われます。
 児童文学者協会からは、作家のAさんとFさん、私の3人が参加します。

 上野の森に我が国初の、国立の児童書専門の国際子ども図書館が開設されて今年で8年になります。
 建物は、明治に帝国図書館として建てられたものです。
 ですから明治ルネッサンスの美しい様式がそのまま原型保存されています。
 オープニング前の内覧会にご招待されて、はじめて伺ったときは、その内部の美しさに驚嘆いたしました。
 明治ルネッサンスの繊細で贅沢な建築様式を残しつつ、建築家の安藤忠雄さんらしいモダンな表皮をまとって。
 また、内装も子どもの目線からのものになっています。
 内覧会のときも、「あのトビラは子どもたちに無理はないか?」「このステージは子どもたちに高すぎないか?」など、さまざまな意見が「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員のみなさんから、図書館スタッフや当時の館長にむけて飛び交ったくらい「子どもの視点」ということを大切に設計されています。
 子どもの本の専門性を基軸に、かなりの数の児童書を網羅して世界と発信しあっている「国際子ども図書館」は、一日の子どもたちの来館もかなりの数に及んでいるようです。
 場所も上野公園の東京芸術大学近くの閑静な場所に、なんともいえない空気感を残し佇んでいます。
 ぜひいちど、「国立国際子ども図書館」に足をお運び下さい。

 今日行われるのは、オープン8年を経て書庫の収納能力の問題や、図書館活動のためのスペースの問題など、新たな課題と向き合いつつ増改築計画をすすめようという緊急フォーラムです。
 フォーラムでは国際子ども図書館・館長の斎藤友紀子さん、日本書籍出版協会会長の小峰紀夫さん、画家の太田大八さんなどが講演されます。
 
 ご興味のある方は、ぜひいちど、こちら↓ をご覧ください。
 http://www.kodomo.gr.jp/ilcl/index.html
 
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Kちゃんのこと

2008年10月19日 | Weblog
 日ごろ読みがたりをする機会がありませんが、今日は姪の長女のKちゃんに読みがたりをしてあげました。
 絵本を開くと、子どもたちの目が輝きます。

 3歳のKちゃんは、いま楽器がお気に入り。
 我が家のエレクトーンやピアノに目をキラキラさせ、椅子に座るとちょっと教えてあげただけでドレミファソラシドをあっという間に左手でマスター。
 音感だってなかなかです。

 お外遊びでは、どろんこ遊びが一番お気に入りだとか。
 小さい子どもと遊んでいると、さまざまなイマジネーションを刺激してもらえ、とっても楽しいです。
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明日はお客さま

2008年10月18日 | Weblog
 明日は姉と姉の長女夫妻とその子どもたちが、出産のお祝いのために我が家を訪問してくれます。
 今朝は、娘夫婦が銀座にお買い物に出かけ、夫も会社関係のお仲間たちの会があってお出かけです。 
 ですから、ひとりで赤ちゃんとおるすばんをしながら明日の準備をしています。

 おるすばんも、二回目となると慣れたものです。
 やはり、昔取った杵柄は健在でした。
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子どもの本WAVE

2008年10月17日 | Weblog
 今日は午後2時から児文協の運営委員会です。
 
 その前に、発足のときから会計監査を勤めている「子どもの本WAVE」の事務所にお邪魔しなくてはなりません。
 「子どもの本WAVE」も、最近、事務所を神楽坂に移転したばかりです。
 以下、名誉代表である画家・太田大八さんの「子どもの本WAVE」宣言です。

 日本中のさまざまな場所で行われている、こどもと本を結ぶたくさんの動きと交流しあいます。この「こどもの本WAVE」がさらに大きく広がり、発展していくように、つぎのような活動を行っていきます。
一、 こどもの本についてのたくさんの情報を発信していきます。
一、 こどもの本について、自由に議論しあい、よりよい環境作りを行っていきます。
一、 こどもたちのすこやかな成長のために、さまざまな行動を行っていきます。
 以上、「こどもの本WAVE」は、民主的で開かれた情報交換の場として、参加者、会員が協力しあい、活動していくことを確認します。 日本中のこどもの本が大好きな人たち、みんなが手をつなぎ、こどもの本の大きな波を起こし、そして世界に広げていきましょう。

 ご興味のある方は↓をご覧になってください。
http://www.kodomonohonwave.com/wave.html
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季節のうつろい

2008年10月16日 | Weblog
 今年の紅葉はとってもきれいだそうです。
 朝晩の気温の温暖の差が激しいと、美しい紅葉になるとニュースで言っていました。
 
 買い物への道にある桜並木の葉っぱも、色づきはじめました。
 日当たりのいい場所にある銀杏もそうです。
 夏のあいだは、むせかえるくらい濃いいろをしていたみどりが、ほんのりうすらいできています。
 まるで、大人になった人間が角がとれ、まあるくなったように。
 
 季節のうつろいの中で、風にふかれていると、なぜかセンチメンタルな気分になります。
 
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はじめてのおるすばん

2008年10月15日 | Weblog
 今日は娘が一ヶ月検診のため、ひとりで病院にいきました。
 ですから赤ちゃんとふたりで、はじめてのおるすばんでした。

 はじめてのおるすばんが、こんな不安なものだとは思ってもみませんでした。
 児童文学や絵本にも「はじめて」シリーズがありますが、小さな子どもたちは、きっとこんな気持ちなのでしょう。
 とはいえ、私はもうずいぶん昔に一度経験しているのですから、すべてのいろいろがはじめての体験になる子どもとは違うかも知れませんが。
 それでもちょっぴり、そんな子どもたちの気持ちに寄り添えたような気がしながら、午前中いっぱいを赤ちゃんとふたりで過ごしました。
 
 来週は赤ちゃんの一ヶ月検診で、娘と赤ちゃんでお出かけです。
 もう、来週にはお誕生から、ひと月。
 近頃は、背も大きくなって、おくるみから足がはみだしています。
 パパが180センチ以上もある長身なので、きっと大きな男の子になるでしょう。
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『かくれ森の木』(小峰書店刊)

2008年10月14日 | Weblog
 児文芸の友人である、広瀬寿子さんから新刊をご恵贈いただきました。
『かくれ森の木』(小峰書店刊)です。
 忙しさのため、なかなかこちらでご紹介できずにおりました。
 
 広瀬寿子さんは、ご存じのように今年度の産経児童出版文化賞の大賞を受賞された方です。また赤い鳥文学賞など、さまざまな賞を受賞されている実力派の作家です。
 この『かくれ森の木』の舞台は、かつて広瀬さんが疎開していた村だそうです。
 この物語に出てくる、その村に暮らす人々がどれも、実にいいのです。リアリティがあるのです。
 特に「おばあちゃん」が。
 お産婆さんをしながら「直子」を育てている「おばあちゃん」の生きざまのすごさと人間としての小気味いいほどの潔さには、こころがふるえます。
 なんで、広瀬さんは、こんなふうに寡黙でありながら、きちんと「ひと」を、生きている人間たちを書けるのかしらと。
 とくに、直子とおばあちゃんが借家をしている母屋の「八重おばちゃん」が出産で、赤ちゃんとあの世に言ってしまったシーンに続く赤ちゃんの姉である、直子の親友の「ももちゃん」と直子が、死んだ八重おばさんと話しに墓前をたずねるシーン。後日、そのことをももちゃんのお父さんに責められ、おばあちゃんと話すあたりのシーンは圧巻です。
 おばあちゃん像と、そのおばあちゃんに対する孫である直子の思いの深さを、広瀬さんは逃げることなく、力強く、そして叙情的な文体で描き上げています。
 広瀬さんはどうして、あのように繊細で、美しく、人びとのこころをゆさぶる、嘘のない文章が書けるのでしょう。
 広瀬寿子さんの筆力に圧倒され、読ませられ、感動し、本を閉じるときは完全に打ちのめされていました。
 いま、これだけ「人間」をきちんと書ける人が、児童文学の世界にどれだけいるでしょうか。
 地味な作品ではありますが、ここには確実に人間が息づいているすがたがあります。胸に迫ってきます。
 
 皆さま、ぜひご一読下さいませ。
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少子化とはいうけれど・・・。

2008年10月13日 | Weblog
 近所に大きなショッピングモールが出来たので、ちょっと出かけてきました。
 中に入ってみたら、どうやら若いファミリー層向けのショッピングモールのようです。ベビーカーを押した若いお父さんやお母さんや小さな子どもたちでいっぱいです。
 こんなに子どもっていたのかしらって思うくらい、小さな子どもでお店が溢れています。
 お店のコンセプトもどうやら若いファミリー層にターゲットを絞った作りになっているようです。
 こういったショッピングモールは豊洲でもなんでも、どこにでもあるような女性向けファッションのお店で溢れていますが、なんと子ども服のお店の多いこと!
 思わず、我が家のベイビーにも、お宮参り用のドレスの上から羽織る白いステキなコートを買ってしまいました。
 少子化とはいうけれど、なんのなんの。この街は赤ちゃんで溢れています。

 場違いなところへ迷い込んでしまった気分でいたら、目にはいったのが輸入食材のお店。
 私はこういうお店が大好きです。
 エクストラバージンオイルを何本かと、今夜のすき焼きの時に、夫と娘の旦那さん用にギネスの黒ビールも買ってきました。
 もちろん、自分用も忘れていません。
 イタリアのモンクスのハーブキャンディもちゃんと。
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日曜日のランチ

2008年10月12日 | Weblog
 今日はこれから、息子夫婦がランチにやってきます。
 ランチのメニューは、アンチョビーと長ネギとじゃがいものグラタン。
 かぼちゃのポタージュ。
 にんじんとツナのサラダ。
 シーザースサラダ。
 ジョアンのバタール。
 そしてチーズの盛り合わせと、カブリのクリスプブレッド。
 飲み物は赤ワインと、私たち女の人用に100%Fruit Sparklingです。
 食後は、やっと手に入れた「生キャラメル」とフルーツのデザート。
 それだけ。

「赤ちゃんがいるから、簡単に用意しておくわね」
 電話で息子に告げたとおり、’楽チン’メニューです。
 これで許してもらいましょう。
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