20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

お取り寄せ

2008年10月05日 | Weblog
 きのうの土曜日「日経PLUS1」という日経新聞の別冊に、お取り寄せの記事が載っていました。
 そこには、お取り寄せの人気の根強さについてと、お取り寄せの新しい流れについてが書かれてありました。

 私もひとつだけ、お取り寄せしているものがあります。
 お醤油です。
 四国の香川県にあるK醤油の「だし醤油」です。
 ここ5~6年、お醤油はここのしか使っていません。
 だし醤油と銘打っているだけあって、お出汁が聞いていてとてもマイルドなお醤油です。そのお醤油のおかげでお料理がとても上品に仕上がるのです。
 
 そもそも、このお醤油のことを教えてくださったのは、息子の奥さんのおかあさまです。あんまりおいしいお醤油だったので、私はそれを今度は、娘の旦那さんのおかあさまにお教えしました。
 そのおかあさまも、いまやもっぱら香川のそのお醤油をお取り寄せして使っていらっしゃるようです。
 そんなわけで、この5~6年で親戚同士が、お醤油つながりになっています。
 まさに、お取り寄せの輪!です。

 日経新聞によると、いまの潮流はグループで取り寄せ、それをシェアし合うことだそうです。
 いま人気の「ルームシェア」や「お取り寄せシェア」
 人間同士のコミュニケーションの取り方の難しさが言われていますが、「お取り寄せシェア」や「ルームシェア」など、みんなでシェアし合う生活がブームになっているのを見ると、人と人とのつながり合いを見直す、ある意味成熟した人間関係の新たなステージがはじまっているのかもしれないと、そんなことを思ってしまいました。
 また、そんなお取り寄せが広まっているということは、情報過多の時代「あれがよかった、これがよかった」と情報交換しあい、よりいいものを選ぶ選択眼を身につけ、無駄なものは買わないという消費の仕方に、世の中の人たちが目覚めはじめているということでもあるのかも知れません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする