今は結構元の状態に戻りつつあるが、震災直後はすべてのコマーシャルがテレビから消えた。
でも民放は放送時間の関係で所々にコマーシャル時間が有るのですが、緊急な状態ですから”AC"のお知らせが続いた。
「子宮頚ガンの女優さん」「おずおずと階段を上がるおばあさんに手を貸す高校生(この高校生は大和田伸也さんの息子さんだというのは後でわかった事ですが…)「手をつなぐ親子」など同じフィルムが延々と続いた。
さいしょ”AC"(以前は公共広告機構なんていう名前だったと思うのだが…)と言う文字のバックに音楽が入っていたのだが、それもいけないといわれてその音楽も消えて静かに終わっていた。
最近とても気に入っているコマーシャルが流れていた。
暗いバックでヘッドホーンをつけた沢山のタレントや有名人が≪上を向いて歩こう≫や≪見上げてごらん夜の星を≫を歌いつなげていくのです。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/l_s/corp.htmlほんの数秒ですか実に沢山の有名人が写っている。
三浦友和や宮沢りえ。矢沢永吉さんが照れくさそうに"矢沢節”で”みあげてごらん夜の星を…"なんて歌っている。
大滝秀治さんや富司純子さんなんてとても感激する。
つらい事も多いけれどやっぱり音楽って心をこめて演奏されると"いいなぁ~"と響いてくる。
暗いバックに最後に≪suntory≫と小さな文字が出て終わる。
楽しくて、微笑ましくて、おかしくてと言うコマーシャルもいいけれど、『サントリーさん。やるぅ~~』と思わずうなってしまった。
確かに坂本九さんの歌はいいですね。私はこう下の時も今のボランティアにはいけません。情けないですが。
ささやかな募金だけは致しました。
そうだったのですか。
震災直後でしたね、公共広告機構やACと耳慣れないスポンサーが目に入ったのは。
坂本九ちゃんの「上を向いて歩こう」はアメリカでは「すきやきソング」で有名ですが、
後ろを見ないで前に前に・・・いい歌です。
それでいいのじゃないでしょうか?
思いがけない事で真剣に歌っているスターの姿が流れて思わず見とれていましたよ