赤十字病院の回復期リハビリ病棟を退院する時は、しっかり後々どう過ごすかを相談して、バリアフリーの工事を済ませてから退院します。
それまでに介護申請もみな社会福祉士の方のお世話で認定が出ます。
筋向いだった”M"さんもそろそろ工事も終わってこれからどこへ通うかを決めなくてはいけません。
あなじリハビリ室の横に病院のデイケアが有って沢山通ってリハビリに励んでいますが、ここでは入浴施設を利用する事が出来ません。
彼女は自宅のバスタブが浸かれないので週2回の利用で入浴サービスも受けたいのですが、しっかりこれからもリハビリして頂ける施設を探さなければなりません。これからケアマネさんと相談して退院します。
通所できない方は、訪問リハビリを受けます。理学療法士が自宅へ出張してリハビリしてもらえます。
友人の旦那さんは膝痛で歩き辛いので、毎日家にこもっていますので、これはたまらんと役場に申請してやっとデイケアに通えるようになったのですが、2回行ったきりで『話し相手がいないから』と行かなくなってしまいました。『お前も介護認定を受けて一緒にこい』なんて無理を言います。
どうも男性は「なんでわしがそんな所へ通わんならん」なんて言うみたいです。
丸くなって風船バレーしたり、童謡を歌ったりする認知症の方が通所するデイサービスとどうも混同してるみたいです。
そういえば先日剣道や合気道など武道を取り入れているデーケアーに男性が喜んで通っていらっしゃるニュースを見ました。
いずれにしても自宅へ帰ったらこれまでみたいなリハビリが出来なくて、身体が思うように動かなくなるのが目に見えていますので、焦ります。
私ももうすぐ通院できなくなります。さてその後はどうなる事か…考える時期に来ています。
デイケアとデイサービスの違いとは
デイサービスは「通所介護」です。
目的は入浴、機能訓練、食事などを中心に余暇活動や日常生活の活性化を図るための施設です。特別養護老人ホームや高齢者在宅サービスセンターなどで実施しています。最近では企業や個人で営業しているところもあります。
基本料金、以外に加算として入浴、機能訓練、食事、送迎などは介護保険の一割負担になります。
機能訓練は専門のリハビリではなく介護職による運動訓練です。本格的なリハビリを希望は「デイケア」という「通所リハビリ」です。これは医療系の通所施設です。病院や老人保健施設など医療的な施設が実施しています。専門的なリハビリを行います。脳梗塞やリハビリ重視の方に向いている施設です。
同じく介護保険による加算があります。個別リハビリ加算などはデイケアのみのサービスです。
その他レクリェーションなどで時間を費やしますが、生活活性化としては痴呆や生き甲斐支援として位置づけられています。