昨日の続きです。
最後の晩餐(?)はみんなご飯が要らなくって、旅立ちの孫だけが我が家でご飯を食べました。
彼女の好きなものを作って食べさせたかったが、何しろ少し治まっていた蕁麻疹が又ぶり返して、食事も制限しなければならなくて、刺激も無く油も無く、といった老人食みたいになってしまった。
誰もいない家へ送っていったのは日が暮れる頃だ。
『ジャア元気でね。人にだまされちゃ駄目だよ。都会は色々声掛けてうまい事だましにかかって来るからね。』
といって家の前で別れた。
帰りの道を車を運転しながら下に見える街の夜景を眺めていたら、思わず涙でぼんやりかすんだよ
退院して少し動けるようになってからは、ご飯作ったり、学校から塾へ送ったり、受験生を助けて動けたのが楽しかったよ。
晩御飯を毎日食べに来たり、我が家に下宿して学校へ通ったりで、3人の孫には高校時代何らかの形で関わってきた。
それも終わってしまったから、『かあちゃん』 は
いま『空の巣症候群』 だよ。
『ウィキペディア(Wikipedia)』
空の巣症候群(からのすしょうこうぐん、empty-nest syndrome)は、40代から50代の女性によく見られる抑うつ症状。子育てが終わり、子どもが家を巣立っていったあたりから出てくる事が多いので、こう呼ばれる。燃えつき症候群、五月病などとも似通ったもの。 子どもが自立し、夫は仕事で忙しく、構ってくれず、夫婦生活もないに等しくなり、涙もろくなり、夫の定年が近いというと、退職、即離婚といった方に展開していく事もある。
最後の晩餐(?)はみんなご飯が要らなくって、旅立ちの孫だけが我が家でご飯を食べました。
彼女の好きなものを作って食べさせたかったが、何しろ少し治まっていた蕁麻疹が又ぶり返して、食事も制限しなければならなくて、刺激も無く油も無く、といった老人食みたいになってしまった。
誰もいない家へ送っていったのは日が暮れる頃だ。
『ジャア元気でね。人にだまされちゃ駄目だよ。都会は色々声掛けてうまい事だましにかかって来るからね。』
といって家の前で別れた。
帰りの道を車を運転しながら下に見える街の夜景を眺めていたら、思わず涙でぼんやりかすんだよ
退院して少し動けるようになってからは、ご飯作ったり、学校から塾へ送ったり、受験生を助けて動けたのが楽しかったよ。
晩御飯を毎日食べに来たり、我が家に下宿して学校へ通ったりで、3人の孫には高校時代何らかの形で関わってきた。
それも終わってしまったから、『かあちゃん』 は
いま『空の巣症候群』 だよ。
『ウィキペディア(Wikipedia)』
空の巣症候群(からのすしょうこうぐん、empty-nest syndrome)は、40代から50代の女性によく見られる抑うつ症状。子育てが終わり、子どもが家を巣立っていったあたりから出てくる事が多いので、こう呼ばれる。燃えつき症候群、五月病などとも似通ったもの。 子どもが自立し、夫は仕事で忙しく、構ってくれず、夫婦生活もないに等しくなり、涙もろくなり、夫の定年が近いというと、退職、即離婚といった方に展開していく事もある。