何回も入院するたびにお見舞いに来て下さった親戚の方が、入院されたという。
今回の私の入院は「誰にも言わないで」と周りに伝えて有ったので、ご存じなかったのですが、やっとお見舞いに出かけた。
久しぶりに行く病院はちょっと迷いましたが、ナースセンターで『面会できますか?』とお聞きして病室へ入る。
私の手術にてんまつなどを話してすっかり話しこんでしまった。
≪何だかラーメン食べたいね≫と意見が一致して下のレストランでランチです。
『病院食になれると普通に食べてたのが結構味濃いね。』なんて言いながら2人ともみんな食べて満足しました。
帰りがけにカウンターで店員さんを呼ぶのは、かわいいベルなのです。
しっかりおごって頂いてお礼を言いながら帰ってきました。
今度は素敵なデールームでお茶する約束をして来ました。
次はまだ赤ちゃんの顔を見ていないので医療センターへ向かいます。
病院のお見舞いは、原則食べ物持ち込み禁止なのですが、これならまあ大丈夫かな?と、『フルーツ専門店』でいくつか調達します。
これから病院のはしごです。
(病院へ行くのはリハビリの為ですから…)なんて言い訳をしながら産科病棟で、赤ちゃんの授乳中を待ちます。
丁度おさとのお母さんも来られて、『お兄ちゃんの赤ちゃん帰り』についてお話を聞きます。
『彼なりに精いっぱい頑張ってるんだね。』と言いながら2人でチョットウルウルします。
授乳が終わってやっぱり目をあけてくれない赤ちゃんを見ながら『眉をしかめるとお兄ちゃんそっくりだね』なんて話します。
『急ですが明日退院できる事になりました。』と聞いて≪あ~~今日来ておいてよかったぁ≫と安堵します。
続いて手術も”4日経ったらもうばんばんやろ”と”手の腱の移植”の術後のプル友
を見舞います。
何と彼女ももう元気そのものです。向かいのベッドは、以前一週間私が2階にいた時に同室だった方です。
又またここで再会を喜びます。
出たついでです。
この前会えなかった今度は大学病院の院友を訪ねます。
でも彼女はベッドにいませんでした。リハビリかもしれないとメモを書いて置いてこようとシャーペンでメモろうとしましたら手が震えて文字がうまく書けません。
は~~るばる来たぜ”751”
と書き、四分休符とト音記号をかこうと思ったらしっかり書けません!
ト音記号の書き順が出てこないのです。
ショックゥ~~なんで?とこっちの方も悲しくなってしまいます。
『良いや。また来るから』と呟きながら帰ってきました。