葉山の四季

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保育園は宝もの。

2018-08-28 13:26:30 | 時代の現場

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今日(18/8/28) の「しんぶん赤旗」

2018-08-28 12:56:46 | kaeruの「しんぶん赤旗」

今日の「しんぶん赤旗」

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結核対策は高齢者が要です。

2018-08-28 02:46:41 | 「てんがらもんラジオ」

「てんがらもんラジオ」335回、兒島淳子さんの結核予防週間(9月24日から30日)の話は「あゝ野麦峠」からはじまりました。

そこでその本の表紙を、

この文庫はこちらで読めます(全ページではありません)。

books.google「あゝ野麦峠」

この本のあるページに「明治四十二年十一月二十日午後二時、野麦峠の頂上で一人の飛騨(ひだ)の女工が息を引きとった、名は政井みね、二十歳〜」とあります。担いでいるのは兄の辰次郎、その像がこれです、

wikipedia「あゝ野麦峠」

結核は「産業革命時代の病気」と言われました、兒島さんも当時の紡績工にとってこの病が死神であったか話されていますが、こういう数字があります、
 
   明治24(1891)年から同45(1912)年の22年間の間、結核による年平均死亡者が82,725に対してコレラ3,388、赤痢•疫痢(えきり)
13,960、腸チフス6,492、天然痘4,331。紡績工だけの数値ではありませんが、いかに結核が猛威をふるっていたか想像出来ます。
 
1919年に結核予防法が制定されます、約100年前、日本で結核予防が国の施策としてはじまって約100年間というわけです。当初の予防策として感染予防の狙いもあり、公立療養所が設置されました。以前鎌倉の高齢者施設の方に市内に医療機関の多いことを尋ねましたら、結核療養所があったことが関係していると聞きました。
湘南地域が都会に近い割に結核治療の「大気、安静、栄養の原則」に適した地域だったのでしょう。

しかし、現代の治療法は薬で治すに移っています、国内の最後の療養所が閉院したのが2013年という記録があります。更に結核をめぐる状況で注目しなければならないが、高齢者対策です。
 
ひと昔前は、結核にかかるのを怖れていたのは若年層でした。現代はこれが逆転、兒島さんの問いかけ「平成27年度に結核に罹(かか)った17,625人のうち65歳以上がどの位か?」、これが70%以上なのだそうです。
ですから現代の結核予防の最も重要なのは高齢者対策というわけです。そこで思い出したのが義父のことです。数年前に97歳をこえて亡くなったのですが、亡くなる2、3ヶ月前に「医者から聞いたが胸に陰がある、以前結核に罹った跡だそうだ、まったく気にしなかった」と話してくれました。
結核菌に侵されても発病させない体力があり、良い条件があったのでしょう。現在高齢者の発病にもこの時期罹ったということもあるでしょうが、以前の病原が体力の衰え等で発病に、という場合もあるでしょう。いずれにしても兒島さんの結核予防の提言を実施しましょう。

一つ 適度な運動、
二つ 充分な睡眠、
三つ バランスの良い食事、
四つ 定期的な検診。

コメント (2)
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