権田山(1,603m)は剣山の西南にある、地元の人の他には
あまり知られない山です。
尾野さんの車に乗せて頂いて鳴門市から2時間半、那珂町
(旧木沢村)の四季美谷温泉に着き、ここで地元のNPO
法人「剣山クラブ」の人たちと合流しました。
剣山クラブは去年夏から毎週、旧木沢村境の山や峠を歩く
「自然探訪ツァー」をボランティアで実施しています。
今日は「四国の山」について多くの著作のある尾野さん、
世界的登山家の重廣恒夫さんが同行すると聞いて参加者が
いつもに増して多く、スタッフを含めると44名の大部隊に
なりました。
温泉から更に30分走った林道の途中、道が崩れてこれ以上は
進めないところを10時スタート。
荒れた林道や植林の中のショートカットを経て、明るく開けた
尾根に出ました。
正面に剣山周辺の山々が見えます。写真が小さいので判り
辛いですが、中央右奥の顕著なピークが次郎笈、その右に
槍戸山、剣山、右の一番高く見えるのは一ノ森です。
美しい沢の源流部に来ました。辺りにはバイケイソウや蕾を
付けたヤマシャクヤクがいっぱいで、花の時期にはさぞやと
思われます。さらに稜線のスズタケを少し漕いで…
正午に頂上に着きました。この四等三角点は最近、剣山クラブ
代表の平井滋さんが設置されたもので、まもなく国土地理院
から正式発表されることになっています。
さらに進むと樹齢500~600年と言われるブナの大木があります。
徳島県で三番目に大きいブナの巨樹です。幹回りは5.5mとされて
いますが…
この日、改めて計ると6.5mありました。ちなみに幹回りは地上
1.3mの高さで測ることになっています。
(この写真は上とは別のブナです。これも5m近い巨木です)
権田山はブナ、タケカンバ、ヒメシャラなどの豊かな自然林に
恵まれたツキノワグマやニホンカモシカなど野生動物の楽園で
もあります。
この日も私たちを歓迎するかのようなオオルリの舞をはじめ、
シカが樹皮を食べた痕跡など、その一端がうかがえました。
(下山中にカモシカに出会った重廣支部長からは、その画像を
見せて貰いました。)
「クマの楽園」というところも通り、たっぷりと山の「気」を
頂いて、15時20分、駐車場所に帰りました。
(下の写真は中島さんが自動シャッターで撮影)
あまり知られない山です。
尾野さんの車に乗せて頂いて鳴門市から2時間半、那珂町
(旧木沢村)の四季美谷温泉に着き、ここで地元のNPO
法人「剣山クラブ」の人たちと合流しました。
剣山クラブは去年夏から毎週、旧木沢村境の山や峠を歩く
「自然探訪ツァー」をボランティアで実施しています。
今日は「四国の山」について多くの著作のある尾野さん、
世界的登山家の重廣恒夫さんが同行すると聞いて参加者が
いつもに増して多く、スタッフを含めると44名の大部隊に
なりました。
温泉から更に30分走った林道の途中、道が崩れてこれ以上は
進めないところを10時スタート。
荒れた林道や植林の中のショートカットを経て、明るく開けた
尾根に出ました。
正面に剣山周辺の山々が見えます。写真が小さいので判り
辛いですが、中央右奥の顕著なピークが次郎笈、その右に
槍戸山、剣山、右の一番高く見えるのは一ノ森です。
美しい沢の源流部に来ました。辺りにはバイケイソウや蕾を
付けたヤマシャクヤクがいっぱいで、花の時期にはさぞやと
思われます。さらに稜線のスズタケを少し漕いで…
正午に頂上に着きました。この四等三角点は最近、剣山クラブ
代表の平井滋さんが設置されたもので、まもなく国土地理院
から正式発表されることになっています。
さらに進むと樹齢500~600年と言われるブナの大木があります。
徳島県で三番目に大きいブナの巨樹です。幹回りは5.5mとされて
いますが…
この日、改めて計ると6.5mありました。ちなみに幹回りは地上
1.3mの高さで測ることになっています。
(この写真は上とは別のブナです。これも5m近い巨木です)
権田山はブナ、タケカンバ、ヒメシャラなどの豊かな自然林に
恵まれたツキノワグマやニホンカモシカなど野生動物の楽園で
もあります。
この日も私たちを歓迎するかのようなオオルリの舞をはじめ、
シカが樹皮を食べた痕跡など、その一端がうかがえました。
(下山中にカモシカに出会った重廣支部長からは、その画像を
見せて貰いました。)
「クマの楽園」というところも通り、たっぷりと山の「気」を
頂いて、15時20分、駐車場所に帰りました。
(下の写真は中島さんが自動シャッターで撮影)