私たちが山好きだと察したヤンさんから「山が見たいですか?」と
聞かれて、急にオプションでヤムドク湖へ行くことになりました。
晴れていれば峠からマンダ・カンリ(64254m)やクーラ・カンリ
(7554m)などの展望が楽しめる筈です。
しかし残念ながら今朝は小雨模様、次第に晴れるという予報を頼り
に8時出発。空港からラサに来た道を逆に南西に走り、ヤルン・
ツァンポ川を渡ります。更に支流沿いのいくつかの村を走り抜け、
曲がりくねった登り道になります。
下は支流の岸にあった水葬の行われる場所です。
山肌に残る疎らな雪が次第に多くなります。最近改修された立派な
道を登りつめて、出発から2時間半でカンパ・ラ(峠)に着きました。
辺りには現地の人のテント、着飾ったヤク、大きな黒いイヌ、子羊
、湖を見下ろす道端に坐る二頭のヤク…これはいい被写体だと思った
途端、ヤンさんから「写真を撮るとお金を取られますよ」との忠告。
車を降りるとあっという間に、ヤクやイヌやヒツジを連れた10人ほど
の大人、子供に取り囲まれました。何も連れていない老人は「俺を
撮れ」と指さします。我も我も、押すな押すなの大騒ぎには閉口です。
群れの中から何とか二頭のヤクを指名して、何人もの助けを借りて
背中にまたがりました。撮影料は一頭5元です。(一元=¥15)
ヤクは獰猛な動物という印象が強かったのですが、ここのヤクは
温和しくて可愛い目をしていました。
峠から見下ろすヤムドク湖です。カンパ・ラは実際は上の標識
の標高より低く、ガイドドブックによれば4,750mとも4794mと
も記されています。
雲が切れて青空も覗き出しました。ツァーバスならこの峠が終点
なのですが、あまりの騒々しさにドライバーの王さんが反対側へ
下ってくれました。
ヤムドク湖は「トルコ石の湖」の意味を持つチベット四聖湖の
一つです。複雑に入り組んだ形をしています。晴れていれば更に
美しい景色だったでしょうが、エメラルド色に空の青さを映した
湖面を眺めただけでも、十分にここまで来た甲斐があったと満足
でした。
ゆっくり湖を眺めて元の道を引き返しました。
聞かれて、急にオプションでヤムドク湖へ行くことになりました。
晴れていれば峠からマンダ・カンリ(64254m)やクーラ・カンリ
(7554m)などの展望が楽しめる筈です。
しかし残念ながら今朝は小雨模様、次第に晴れるという予報を頼り
に8時出発。空港からラサに来た道を逆に南西に走り、ヤルン・
ツァンポ川を渡ります。更に支流沿いのいくつかの村を走り抜け、
曲がりくねった登り道になります。
下は支流の岸にあった水葬の行われる場所です。
山肌に残る疎らな雪が次第に多くなります。最近改修された立派な
道を登りつめて、出発から2時間半でカンパ・ラ(峠)に着きました。
辺りには現地の人のテント、着飾ったヤク、大きな黒いイヌ、子羊
、湖を見下ろす道端に坐る二頭のヤク…これはいい被写体だと思った
途端、ヤンさんから「写真を撮るとお金を取られますよ」との忠告。
車を降りるとあっという間に、ヤクやイヌやヒツジを連れた10人ほど
の大人、子供に取り囲まれました。何も連れていない老人は「俺を
撮れ」と指さします。我も我も、押すな押すなの大騒ぎには閉口です。
群れの中から何とか二頭のヤクを指名して、何人もの助けを借りて
背中にまたがりました。撮影料は一頭5元です。(一元=¥15)
ヤクは獰猛な動物という印象が強かったのですが、ここのヤクは
温和しくて可愛い目をしていました。
峠から見下ろすヤムドク湖です。カンパ・ラは実際は上の標識
の標高より低く、ガイドドブックによれば4,750mとも4794mと
も記されています。
雲が切れて青空も覗き出しました。ツァーバスならこの峠が終点
なのですが、あまりの騒々しさにドライバーの王さんが反対側へ
下ってくれました。
ヤムドク湖は「トルコ石の湖」の意味を持つチベット四聖湖の
一つです。複雑に入り組んだ形をしています。晴れていれば更に
美しい景色だったでしょうが、エメラルド色に空の青さを映した
湖面を眺めただけでも、十分にここまで来た甲斐があったと満足
でした。
ゆっくり湖を眺めて元の道を引き返しました。