私たちが山好きだと察したヤンさんから「山が見たいですか?」と
聞かれて、急にオプションでヤムドク湖へ行くことになりました。
晴れていれば峠からマンダ・カンリ(64254m)やクーラ・カンリ
(7554m)などの展望が楽しめる筈です。
しかし残念ながら今朝は小雨模様、次第に晴れるという予報を頼り
に8時出発。空港からラサに来た道を逆に南西に走り、ヤルン・
ツァンポ川を渡ります。更に支流沿いのいくつかの村を走り抜け、
曲がりくねった登り道になります。
下は支流の岸にあった水葬の行われる場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6e/49314948b238c4043052e1fd70d0f7d1.jpg)
山肌に残る疎らな雪が次第に多くなります。最近改修された立派な
道を登りつめて、出発から2時間半でカンパ・ラ(峠)に着きました。
辺りには現地の人のテント、着飾ったヤク、大きな黒いイヌ、子羊
、湖を見下ろす道端に坐る二頭のヤク…これはいい被写体だと思った
途端、ヤンさんから「写真を撮るとお金を取られますよ」との忠告。
車を降りるとあっという間に、ヤクやイヌやヒツジを連れた10人ほど
の大人、子供に取り囲まれました。何も連れていない老人は「俺を
撮れ」と指さします。我も我も、押すな押すなの大騒ぎには閉口です。
群れの中から何とか二頭のヤクを指名して、何人もの助けを借りて
背中にまたがりました。撮影料は一頭5元です。(一元=¥15)
ヤクは獰猛な動物という印象が強かったのですが、ここのヤクは
温和しくて可愛い目をしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a7/36343dd9653034f31c74d89ef1cb0121.jpg)
峠から見下ろすヤムドク湖です。カンパ・ラは実際は上の標識
の標高より低く、ガイドドブックによれば4,750mとも4794mと
も記されています。
雲が切れて青空も覗き出しました。ツァーバスならこの峠が終点
なのですが、あまりの騒々しさにドライバーの王さんが反対側へ
下ってくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e3/6d966fb14ad25aec89f7fc171888afd4.jpg)
ヤムドク湖は「トルコ石の湖」の意味を持つチベット四聖湖の
一つです。複雑に入り組んだ形をしています。晴れていれば更に
美しい景色だったでしょうが、エメラルド色に空の青さを映した
湖面を眺めただけでも、十分にここまで来た甲斐があったと満足
でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f5/bf88d47ac8915e1b55c5ce73e701cdef.jpg)
ゆっくり湖を眺めて元の道を引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/6e3a8bfe8733cc1f1a5cdefe6d84eece.jpg)
聞かれて、急にオプションでヤムドク湖へ行くことになりました。
晴れていれば峠からマンダ・カンリ(64254m)やクーラ・カンリ
(7554m)などの展望が楽しめる筈です。
しかし残念ながら今朝は小雨模様、次第に晴れるという予報を頼り
に8時出発。空港からラサに来た道を逆に南西に走り、ヤルン・
ツァンポ川を渡ります。更に支流沿いのいくつかの村を走り抜け、
曲がりくねった登り道になります。
下は支流の岸にあった水葬の行われる場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6e/49314948b238c4043052e1fd70d0f7d1.jpg)
山肌に残る疎らな雪が次第に多くなります。最近改修された立派な
道を登りつめて、出発から2時間半でカンパ・ラ(峠)に着きました。
辺りには現地の人のテント、着飾ったヤク、大きな黒いイヌ、子羊
、湖を見下ろす道端に坐る二頭のヤク…これはいい被写体だと思った
途端、ヤンさんから「写真を撮るとお金を取られますよ」との忠告。
車を降りるとあっという間に、ヤクやイヌやヒツジを連れた10人ほど
の大人、子供に取り囲まれました。何も連れていない老人は「俺を
撮れ」と指さします。我も我も、押すな押すなの大騒ぎには閉口です。
群れの中から何とか二頭のヤクを指名して、何人もの助けを借りて
背中にまたがりました。撮影料は一頭5元です。(一元=¥15)
ヤクは獰猛な動物という印象が強かったのですが、ここのヤクは
温和しくて可愛い目をしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a7/36343dd9653034f31c74d89ef1cb0121.jpg)
峠から見下ろすヤムドク湖です。カンパ・ラは実際は上の標識
の標高より低く、ガイドドブックによれば4,750mとも4794mと
も記されています。
雲が切れて青空も覗き出しました。ツァーバスならこの峠が終点
なのですが、あまりの騒々しさにドライバーの王さんが反対側へ
下ってくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e3/6d966fb14ad25aec89f7fc171888afd4.jpg)
ヤムドク湖は「トルコ石の湖」の意味を持つチベット四聖湖の
一つです。複雑に入り組んだ形をしています。晴れていれば更に
美しい景色だったでしょうが、エメラルド色に空の青さを映した
湖面を眺めただけでも、十分にここまで来た甲斐があったと満足
でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f5/bf88d47ac8915e1b55c5ce73e701cdef.jpg)
ゆっくり湖を眺めて元の道を引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/6e3a8bfe8733cc1f1a5cdefe6d84eece.jpg)