仙台にお住まいのciao66さんにご一緒して信貴山へ行きました。
彼のBLOGのタイトルは「ペンギンの足跡」。フランスやイタリア、トルコなどの旅行記は、
私たちのようにパックツァーでなく、すべてご自分で計画・準備して行われたものだけに
予想外の展開や発見も数多くあって、いつも「自分ももう少し若ければこんな旅がしたい
なあ」と思いながら読ませて頂いています。
しかし、実際にお目にかかるのは実はこの日が初めてでした。それでも毎日のようにコメ
ントを頂いたりしているので、お会いしてすぐに長年の知己のように打ち解けてお話する
ことができました。
今回、奈良には仕事で関西に来られたお帰りの途中で、飛行機の時間もあってほんの短い
滞在です。奈良には何度もこられているし良くご存じの様子なので、どこへご案内しよう
かと迷っていたのですが、「信貴山へはまだ行ったことがない」とのことで、正午過ぎに
マイカーで駅へお迎えに行きました。こうして仙台と大和の二羽のペンギンは信貴山へ…。
ところが、すっかり慌ててカメラを忘れていきました。写真はすべてciao66さんに撮って
頂いたものです。
朝護孫子寺の境内に入ると、まず大虎がお出迎え…。
境内の紅葉は今が見ごろで、青空に美しい色彩を浮かべています。
塔頭のひとつ、千手院のお砂踏み。
この虎の胴体の中を歩くと、敷石の下の砂を踏むことで四国八十八霊場を巡るご利益が
あるといいます。
本堂にお詣りしました。回廊からの眺めです。
神妙に手を合わせる変愚院
せっかくなので山頂まで登ろうとお誘いしました。赤い鳥居が続くつづら折れの階段道を
700m登ります。
2月に♀ペンときたときは膝が痛くて山頂へは登れなかったのですが、ようやく回復した
今日は先ず快調です。約20分で…
奥の院への道を分けると山頂の一角、織田信長に滅ぼされた松永久秀が寄った山城、信貴山
城址にでます。実際の山頂(双耳峰の雄岳)は少し上の空鉢堂敷地内にあり立ち入れない
ので、登山者たちは普通ここを山頂(標高433m)としています。そのため山名板が何枚か
木の枝に付けてありました。
山頂の空鉢堂。この拝殿奥の大岩の上に小さい祠があります。
山頂からの南側の眺め。手前が雌岳、遠くに葛城山、その奥に金剛山が並んでいます。
少し霞んでいたのが残念ですが、大和盆地に浮かぶ大和三山の一つ耳成山もぼんやり
見えました。
下りはやはり早く、あっという間に登り口に帰り付きました。霊宝館で国宝「信貴山絵巻」
(ただし実物展示期間は終わり、模写が公開されていた)や、絵巻の主人公・命蓮上人の
袈裟断片、楠正成の鎧など、こじんまりながら充実した展示を見学。
宝寿橋下には池のコイと浮かぶ紅葉が色を競っていました。
成福院の寅大師を拝んで、千手院前の「千手のイチョウ」を見下ろします。
黄色いじゅうたんを敷き詰めたようでした。
開運橋から青空を背にした信貴山を振り返りました。(この1枚だけ変愚院ケイタイ撮影)
最後に変愚院が一番好きな展望ポイントへご案内しました。仁王門横からのこの眺め
です。
まだ剱鎧護法堂などご案内できなかった場所も残っていますが、駆け足で一通りは見て
頂けたと思います。ご一緒できて本当に楽しく幸せでした。
ciao66さん、今度はまた桜の季節にでもごゆっくりと大和へお越しください。
彼のBLOGのタイトルは「ペンギンの足跡」。フランスやイタリア、トルコなどの旅行記は、
私たちのようにパックツァーでなく、すべてご自分で計画・準備して行われたものだけに
予想外の展開や発見も数多くあって、いつも「自分ももう少し若ければこんな旅がしたい
なあ」と思いながら読ませて頂いています。
しかし、実際にお目にかかるのは実はこの日が初めてでした。それでも毎日のようにコメ
ントを頂いたりしているので、お会いしてすぐに長年の知己のように打ち解けてお話する
ことができました。
今回、奈良には仕事で関西に来られたお帰りの途中で、飛行機の時間もあってほんの短い
滞在です。奈良には何度もこられているし良くご存じの様子なので、どこへご案内しよう
かと迷っていたのですが、「信貴山へはまだ行ったことがない」とのことで、正午過ぎに
マイカーで駅へお迎えに行きました。こうして仙台と大和の二羽のペンギンは信貴山へ…。
ところが、すっかり慌ててカメラを忘れていきました。写真はすべてciao66さんに撮って
頂いたものです。
朝護孫子寺の境内に入ると、まず大虎がお出迎え…。
境内の紅葉は今が見ごろで、青空に美しい色彩を浮かべています。
塔頭のひとつ、千手院のお砂踏み。
この虎の胴体の中を歩くと、敷石の下の砂を踏むことで四国八十八霊場を巡るご利益が
あるといいます。
本堂にお詣りしました。回廊からの眺めです。
神妙に手を合わせる変愚院
せっかくなので山頂まで登ろうとお誘いしました。赤い鳥居が続くつづら折れの階段道を
700m登ります。
2月に♀ペンときたときは膝が痛くて山頂へは登れなかったのですが、ようやく回復した
今日は先ず快調です。約20分で…
奥の院への道を分けると山頂の一角、織田信長に滅ぼされた松永久秀が寄った山城、信貴山
城址にでます。実際の山頂(双耳峰の雄岳)は少し上の空鉢堂敷地内にあり立ち入れない
ので、登山者たちは普通ここを山頂(標高433m)としています。そのため山名板が何枚か
木の枝に付けてありました。
山頂の空鉢堂。この拝殿奥の大岩の上に小さい祠があります。
山頂からの南側の眺め。手前が雌岳、遠くに葛城山、その奥に金剛山が並んでいます。
少し霞んでいたのが残念ですが、大和盆地に浮かぶ大和三山の一つ耳成山もぼんやり
見えました。
下りはやはり早く、あっという間に登り口に帰り付きました。霊宝館で国宝「信貴山絵巻」
(ただし実物展示期間は終わり、模写が公開されていた)や、絵巻の主人公・命蓮上人の
袈裟断片、楠正成の鎧など、こじんまりながら充実した展示を見学。
宝寿橋下には池のコイと浮かぶ紅葉が色を競っていました。
成福院の寅大師を拝んで、千手院前の「千手のイチョウ」を見下ろします。
黄色いじゅうたんを敷き詰めたようでした。
開運橋から青空を背にした信貴山を振り返りました。(この1枚だけ変愚院ケイタイ撮影)
最後に変愚院が一番好きな展望ポイントへご案内しました。仁王門横からのこの眺め
です。
まだ剱鎧護法堂などご案内できなかった場所も残っていますが、駆け足で一通りは見て
頂けたと思います。ご一緒できて本当に楽しく幸せでした。
ciao66さん、今度はまた桜の季節にでもごゆっくりと大和へお越しください。