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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

2015年の想い出(2)

2015-12-23 12:48:09 | 山日記

7月27日 『アイヌ語でヌタプカムウシュペ(川が巡る上の山)と呼ばれた大雪山塊。50kmにわたって2000m級の山々が連なる、広大な北の山地である。一帯はまたカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)という名にふさわしく、夏は色とりどりの高山植物の咲き乱れる雲上の楽園でもある。今回、丸屋夫妻とともにCT社のツァー「高山植物の宝庫・黒岳と北海道最高峰・旭岳3日間」に参加して、今まで機会がなかったこの山に、ようやく登ることができた。』参加者20人、ゆったりしたバスで天人峡温泉に着きました。例年、不要ということで冷房がなく、寝苦しい夜を過ごしました。

7月28日  大雪山最高峰の旭岳 へ。スタート地点の旭平ですでに標高1600m。



残雪の残る「姿見の池」周辺のお花畑から地獄谷の噴煙を見ながら登ります。私が最高齢ということで一番前を歩かせて貰いました。霧がだんだん濃くなり、最後の登りでは気温が高く、ダラダラ流れる汗を拭いながら登りました。



山頂(2291m)は残念ながら濃い雲霧の中で、晴れていれば利尻山まで見えるという大展望は望むべくもありませんでした。
下山後、層雲峡温泉へ。この日もエアコンがなく、おまけに窓が開かず、蒸し風呂のような部屋でした。

7月29日 黒岳 ガスが去来するもののまずまずのお天気。ロープ、リフトを乗り継いで七合目からスタート。急なジグザグ道の連続でしたが、ゆっくりと465mの標高差を登り切って1984mの山頂に立ちました。霧が晴れて、昨日登った旭岳が右手遠くに、その横に北鎮岳、北海岳が並んでみえました。



下山後、ロープ駅でエゾシマリスに出会ったのも楽しい想い出です。

9月29日 天理竜王山

今年の夏は異常な高温で低山に登る気にならず、なんと大雪山以来2カ月ぶりの山歩きになりました。蒸し暑く、虻やブヨを払いながら登りましたが、楽しい半日の山歩きでした。

10月3日 



宝山寺へ参詣したあと、岩谷滝から生駒山へ登り、暗峠、鳴川峠を経て千光寺に下りました。



万歩計の数字は24,000歩を数え、二つの古寺を尋ねて満足のハイキングでした。

10月8日 河内飯盛山 室池園地へ車を置いて、蟹ヶ坂コースを下りました。



沢沿いの急坂を桜池へ登りかえすと、近くにお目当てのシュスランの大群落が二つあり、思ったよりの数の多さに感激しました。



山頂に登り楠公寺、権現の滝を見て車を置いた園地に帰りました。


11月5日 来春の「まほろば365」行事の下見で高円山へ。



滝坂道演習林入口から大文字火床、三角点に登り、引き返して谷道を樋之口谷池に下りました。ここから奈良町を経て近鉄奈良駅へ歩きました。

11月28日 二度目の高円山下見 白毫寺からの登り道は廃道になったらしく、前回降りた樋之口池横から尾根道を登り、大の字の第三画下の地点に出ました。



軽食のあと元の道を下り、白毫寺からは久しぶりに東山緑地の紅葉を楽しみ、元興寺塔址から猿沢池経由で近鉄奈良駅に歩きました。

数度の矢田丘陵(松尾山、矢田山)を除くと、今年の山行はたったこれだけです。恒例にしていた秋の富士にも登れず、2000mを越える山は旭岳だけ。10年前の2015年は海外のキナバルに始まり、夏山で槍と白山へ、秋は大山、他の月は奥駆道始め近畿の山々へと、登りまくっていたことを思うと淋しい限りです。来年はどんな年になるか楽しみですが、まあ歳相応に無理をせず、ゆっくり歩き続けて行こうと思っています。