ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春風さやか二上山 (2月21日)

2007-02-22 11:12:18 | 山日記

久しぶりの二上山。
今日は一日で奈良側と大阪側の両方から登ろうという計画です。


朝、ゆっくり家を出ましたので、いつもの道の駅からではなく、
当麻寺奥の院近くの「ふれあい広場」に車を置き、祐泉寺から
最短距離の岩屋道を、雄岳と雌岳の鞍部「馬の背」へ登りました。
(ふれあい広場10:17…祐泉寺10:33~37…馬の背11:03~11:07)


汗を拭ってすぐに雄岳へ。頂上の葛城二上神社に参拝して引き
返しました。
(馬の背11:07…雄岳頂上11:17~11:25…馬の背通過11:36…)


快調に雌岳に登り返して雄岳を背に。暖かい日を浴びながら
昼食をとりました。
(雌岳11:36~12:06)


名残りのサザンカの赤い花越しに葛城山を見ながら岩屋峠に
下ります。
(雌岳12:06…岩屋峠12:16)


岩屋峠から竹ノ内峠までは小さいピークを二つほど上下した
あと、急な下りで今は国道166号線の通る峠へ出ます。
(続く)

ウグイス鳴く矢田丘陵(2月19日)

2007-02-20 10:00:36 | 矢田だより

矢田寺塔頭・大門防のお庭では白い椿と梅が満開です。


矢田山へ登る途中、「二丁」の町石の近くでは、自生の梅が
いい匂いを放っていました。
ウグイスの声があちこちから聞こえて来ます。


露ナシ池ではカモたちが、のんびりと泳いでいました。
いつもの道を矢田山から松尾山へ縦走し、国見台から下りました。


歩き始めは曇り空でしたが、昼前から次第に青空が拡がり、
菜の花が金色に輝いていました。

我が家の庭にも…(2月18日)

2007-02-18 18:23:24 | 花日記

春が近づきました。去年、信州で買って帰ったフクジュソウ
の花が開きました。


スミレの花の数も増えました。


夕方になって仲の良いメジロの夫婦が来ました。
「もう大丈夫だから出ておいで。悪いヒヨドリは何処かへ行ったよ。」


「ありがとう。それじゃ私はこちらを頂くわ。」

好日山荘往来

2007-02-17 11:26:49 | 人との出会い・本との出会い

大阪・梅田新道にあった「好日山荘」をご存じでしょうか?
同じ梅田にあった「白馬堂」同様、山の専門店とでしたが、いつも
見るからにベテラン風の山屋さんが品定めをしていて、私たちシロ
ウトにはちょっと敷居が高くて入り難い感じがしたものです。
9歳違いの弟は大阪岩嶺会という会に属するクライマーでしたが、
私よりも気軽に出入りして、当時店主の大賀壽二さんに可愛がって
頂き、時には夜帰られるときに家の前まで車に同乗させて頂いたり
していました。


その大賀さんが、好日山荘に来店した多くの著名な岳人たちとの
交流を中心に描いた「好日山荘往来」を出版され、昨(2月16日)
夜その記念パーティが梅田でありました。
大阪府山岳連盟、関西山岳会、日本山岳会関西支部の人達を
はじめ、大勢のゆかりの人々が集まってお祝いし、好日山荘と山に
まつわる様々なエピソードが披露されました。
大賀さんは現在リハビリ中で車椅子姿での登場でしたが、「こんな
嬉しい夜はない」と語られました。

この本には山仲間との交流だけでなく、ピッケルやアイゼンなどの
山道具の興味深い変遷も語られています。上巻はちょうど梅新
(老松町)にお店が移転したところまで…。私が山登りを始めた
のはその翌年のことでした。

石切神社へお詣り(2月16日)

2007-02-16 16:03:05 | Weblog
昨夜は近所の友人達で一泊飲み会があり、その帰りに
今朝、みんなで石切神社へお詣りしてきました。
(今日は、古いケイタイの画像ですが、ご辛抱下さい)



近鉄石切駅から下っていくと、大きな張り子の牛の頭部
を格納した建物がありました。覗いてみると、赤や青や
金色の牛の張り子も並んでいて、なかなか壮観です。
近年復活した7月2日の「牛まつり」で練り歩くそうです。


参道には、飲食店はじめいろいろなお店が並んでいます。
これは昔懐かしい漢方薬店。以前に比べると店の数はぐっと
減ったようです。


代わりにこのような「占い」の店が増えています。百数十軒
のお店が並ぶ商店街は「昭和」の時代にタイムスリップした
ようなノスタルジーを感じさせます。


肝心の石切神社。正しくは「石切劔箭神社」といい、
ニニギノミコトの兄神「ニギハヤヒノミコト」とその
御子、ウマシマデノミコトが祀られている、由緒のある
神社です。
しかし、私たち関西人には「デンボの神サン」として
信仰される庶民の神様です。
今日も朝からお詣りの人が絶えません。
神前に手を合わせて、新石切駅から電車に乗って帰り
ました。(この駅ができて、帰りの急坂を登らなくても
すみますが、商店街の客は片道になって減ったのでは…
と要らぬ心配もします)


ことば変換あそび

2007-02-14 18:13:10 | Weblog

(写真は1959年、六甲地獄谷にて)

昨日の記事で「今浦島」と書いていて、ふと思ったのです。
「浦島太郎」の童謡をワープロソフトはどう変換するのかと。
で、さっそく試してみました。


(1961年、六甲西山谷を登る)

その結果は…
「遊びに秋的がツイテ おいとま語彙もそこそこに
 帰る途中の楽しみは 土産に貰った玉手箱」
「帰ってみれば怖いカニ 基タイ絵も村もなく…」

子供の頃、冗談で言い合った「怖いカニ」が出てきて
感激?しました。


(2001年、真新しい山名標)

ついでに「故郷」は?
「兎生石か野山  小鮒吊りシカの川…」

シカの川…嬉しいなあ。
お断りしておきますが、作為は加えていません。
「生石」が出てきたのは、ソフトの学習能力で「生石高原」を
覚えていたのでしょうか?
仮名遣いなど間違うと教えてくれる賢いソフトですが、まだまだ
文語体は苦手なようでした。

春うらら六甲山

2007-02-14 12:27:44 | 山日記
前に六甲に登ったのは2001年の3月。有馬から紅葉谷を登り、
極楽茶屋~最高峰~魚屋道~有馬と周遊しました。
このときが六甲登山ちょうど50回目。今日は6年ぶり51回目
の六甲山になります。

芦屋川~最高峰~有馬の道を最後に歩いたのはさらに古い話
で、1977年1月に家族4人で2週間続けて同じ道を歩きました。
子供達はまだ小学生でしたが、元気いっぱい。
2週目は東お多福山にも寄り道しています(ただし、有馬から
登り芦屋川に下るコース)。
9時、30年ぶりに芦屋川駅に降りると、周囲の変貌は目を見張る
ばかりです。
懐かしい思い出を辿りながら、若い頃に重いザックを背に歩いた
道を高座ノ滝へ向かいました。(芦屋川駅09:05…高座の滝09:30)


5分休んでロックガーデンへ。懐かしい中央稜を登りました。
赤ペンキの印がやたらにあり、誰でも迷わずに歩けるようになり
ましたが、その代わりにちょっとしたルートファイディングの
(どこを歩こうかと考える)楽しみがなくなった気もします。


(高座ノ滝09:35…風吹岩10:25~10:30)
送電線鉄塔の下で「万物相」など眺めて、ちょっと荒れた感じの
谷間を登って風吹岩に来ました。
昔を思うと形が変わったようですが12年前の震災の影響でしょうか?


すっかり変わった登山道でゴルフ場を通り抜けて、雨ガ峠の四阿で
コーヒータイム。ここまでも何度か目にした「イノシシ注意」の標識。
かなり数が増えたのでしょう。それにしても本庄橋「跡」付近の変貌
には驚きました。広場から急な石段で住吉谷の左岸へ???
登り切ると大きなダムが出来ていて納得。
(風吹岩10:25~10:30…雨ヶ峠11:20~11:30…本庄橋跡11:45)


本庄橋で昼にすると「七曲り」の登りがシンドイのを、二人とも
何度か経験していますので、問わず語らずに登り続けます。
思ったよりもなだらかで楽に登れたのは、道の整備が進んだこと
よりも、ザックの重さが違うせいでしょう。
ゆっくりゆっくり登って一軒茶屋が近づくと、お城の様な石垣の
豪壮さに目を見張りました。(本庄橋跡11:45…一軒茶屋12:30)


6年りの最高峰頂上。ここも真新しかった標識も古び、電波塔の
建物が新しくなりました。3連休明けの頂上には人影も少なく、
大きな石が円く並んでいる無人の広場に、のんびりと腰を下ろして
遅めのランチタイムを楽しみました。
真っ青な空にジェット雲が二筋、三筋。鮮やかな色のヘリコプター
まで飛んできました。春真っ盛りのような暖かさに、下界が霞んで
見えるのが残念です。(六甲最高峰12:40~13:10)

宝塚まで東尾根を縦走しようかと迷いましたが、年相応に魚屋道を
有馬に下ることにしました。発車3分前のバスに飛び乗り、ラッシュ
の始まる前の電車でゆっくり帰ることが出来ました。
「帰る車中の楽しみは…」新婚当時住んでいた池田の辺りの景色
でしたが、ここもビルの林立で昔の面影はなく、まさに「今浦島」の
思いの二人でした。(六甲最高峰13:10…有馬バス停14:30)

六甲山に登りました (2月13日)

2007-02-13 18:41:40 | 山日記
今日も本当の春が来たような、よく晴れて暖かい一日でした。
本当に久しぶりに、二人で思い出多い六甲を歩いてきました。

3連休直後の六甲は静かで、最高峰の三角点付近では単独行
の人が食事していただけでした。(もっとも私たちが腰を上げる
頃からだんだん人が増えてきましたが…)

魚屋道を有馬に下り、ラッシュアワーの始まる前に空いた電車で
帰ることが出来ました。

詳しくは後ほどレポートします。

春めく矢田丘陵(3月12日)

2007-02-13 18:20:31 | 矢田だより

この三連休は遠出をせず、毎日のんびり矢田丘陵を歩きました。
今日は矢田公民館横に車を置かせて貰ってまず矢田寺へお詣り。
山門を潜ると250段の石段が続き、結構いいトレーニングになります。


正面に本堂を見て、右手にある白壁は塔頭のひとつ大門坊。
一言だけ願い事を叶えて下さる北向き地蔵さんが鎮座されています。


まず矢田山に登ります。展望台から見る生駒山が霞んでいました。
ポカポカと暖かい陽射しに、もう春霞でしょうか。


矢田山最高点から松尾山へ。縦走路では、いつになくたくさんの
人達に出会いました。
国見台から写真の松尾山三角点を往復したあと、矢田寺へ下り
ました。