ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

大和郡山盆梅展(2.10)

2007-02-10 18:29:29 | 花日記

郡山城址で3月14日まで盆梅展が開かれます。初日の今日
午前中は65歳以上無料招待の恩恵に浴しました。


追手門。この門は関ヶ原の西軍敗戦後、一時伏見城に移され
1618年に松平忠明が再び移築した頃は「一庵丸門」と呼ばれて
いました。1724年、柳沢吉保が郡山に移封(一五万石)された折り
に「梅林門」と名を変えました。(門前の説明版より)
上に輝く桐の紋は豊臣秀長の百万石城下町であったことを物語って
います。


会場は追手門を始め、追手向櫓、多聞櫓を通り抜けるようになって
います。


まだ、歴史の浅い(四回目)盆梅展ですが、近くで立派な美しい花
が見られるのが嬉しいです。


この写真の奥の部屋にも、長浜の盆梅に負けないくらいの大きな
物があるのですが、どの梅もまだチラホラ咲き始めたばかりです。
馥郁と薫る満開の頃に、また会いに来ることにして会場を後に
しました。

雪の旭山動物園

2007-02-07 11:18:38 | 旅日記

極寒の地・旭川郊外にある旭山動物園。
この季節いきいきしているのは、もちろん、北国生まれの動物たち。
動物たちの自然のままの生態が見られるように、さまざまな工夫が
凝らされています。


例えば、この「ほっきょくぐま館」では、カプセルの中からアザラシ
の目線でホッキョクグマを見ることができます。


ガオーッ!思わずのけぞる大迫力。(この写真はカプセルからでは
ありません)


エゾシカくんは、立派な角を持っています。
飼育係のオジサンに叱られて、ちょっとションボリしているところ。


餌を食べるタンチョウヅル。他にもシロフクロウなど北海道でしか
見られない珍しい動物たちに、たくさん出会えました。

ペンギンのお散歩(2月3日)

2007-02-06 22:09:42 | 旅日記
この日のメインは旭山動物園です。元気なペンギンたちの様子を
ご覧に入れます。


ここ「ぺんぎん館」には4種類のペンギンが飼育されています。
「♀ペンさん、遠いところをようこそ…」


水中トンネルから見る「泳ぐペンギン」は空を飛ぶような姿で、
「やっぱりトリなんだ…」と変な感心をしてしまいます。


待ちに待った「キングペンギンのお散歩」が始まりました。
スタート地点からここまで数分。やっと姿を現しました。ここで
右へカーブしてこちらへ向かってきます。


先頭のペンギンが道草を食って立ち止まると、みんな揃って
「気をつけ!」の姿勢で待っています。


だんだん近くにやってきました。思わず顔が緩みます。
「なんて可愛い歩き方!」


目の前を通過。少し前から最前列に陣取っていたので、ペンギンたち
と同じ目線で撮れました。思ったよりも大きいし(90㎝、20㎏とのこと)、
けっこう早足です。


あっという間に通り過ぎて行きました。
この催しは3月中旬頃までありますが、単なるショーではなく、冬の
運動不足解消のための大事な行事だということです。

もっともっと見ていたい、一緒に付いて歩きたい、と思わせる可愛い
ペンギンたちの姿でした。

支笏湖氷濤まつり(2月2日)

2007-02-05 17:52:56 | 旅日記

ツァーで北海道へ行きました。昼に関空を発ち、千歳空港からバス
で夕暮れの支笏湖へ。この山は風不死岳(1105.2m)です。


氷濤(ひょうとう)まつり会場に行くとき、バスガイドから「転ば
ないようにペンギン歩きで…」と注意がありました。
レンタルの滑り止めを付けておっかなびっくり歩く人を尻目に、私
たちペンギン夫婦はすいすいと…。


会場入口の大寒暖計はマイナス10度を指しています。この寒さも
大好き。


支笏湖の水をスプリンクラーで噴射して凍らせて作った氷像が、
色とりどりにライトアップされています。


城壁風の大氷像に登って見下ろした夢のように幻想的な会場風景
です。この写真では手前の木が邪魔をしていますが、暮れなずむ
樽前山(1,041m)の姿が印象的でした。

この夜の宿は「温泉のデパート」登別温泉。
北の海の幸で満腹したあと、いろんな湯質の浴槽を試してみました。
湯上がりに飲んだ北海道限定ビール「北の職人」の味は最高でした。

北海道から帰りました

2007-02-05 10:18:01 | 旅日記

2月4日朝、札幌では夜明けから雪が降り出しました。
8時30分、大通り西5丁目付近の様子です。


昨日まで雪不足で困っていた「雪まつり」会場もご覧の通り。
写真は北京・故宮太和殿の氷像。二日後の開幕を控えて、準備に
大童の人達は、降れば降ったでまた苦労の多い様子でした。


午前中降り続いた雪で、千歳空港は到着便の遅れや滑走路の
除雪作業などで空のダイヤが大混乱。
ひょっとすると今日中に帰れないかと、腹をくくっていましたが
3時間遅れでなんとか機上の人に…。


本州上空は快晴で、あの雪景色が夢のよう…。南アルプス上空
からは夕陽を浴びた美しい富士を眺めることが出来ました。

北海道へ

2007-02-02 12:20:34 | 旅日記
今、関西空港です。飛行機出発までの待ち時間に@stationnから
発信しています。

これから3日間、北海道へ遊びに行ってきます。主な目的は
旭山動物園のペンギンたちに会ってくることです。
それでは行ってきま~す。

あれから12年…

2007-02-01 12:55:51 | 旅日記

1月31日、地区民生児童委員協議会の研修会で淡路島へ行きました。
ずいぶん前にも家族で見学したことがあるのですが、今日は災害時
に私たち民生児童委員が地域の一人住まいやお年寄りの方にどんな
支援ができるかを模索し、防災マップ作りなどに取り組んでいる私
たちの勉強会です。


長さ140mに渡って保存されている「野島断層」を見ると、改めて
私たちが地震列島の上に住んでいる恐ろしさを実感します。前に
来たときはこの施設「野島断層保存館」だけだったのですが…


40秒間震度7の揺れを体験できる「震災体験館(怖かった~)」や


地震後4年間居住されていて「お宅拝見」できなかった断層が横切る
民家(写真は再現された地震直後の台所)が展示されていました。


この民家(メモリアルハウス)の向こうに見えるのは風力発電の大風車
です。公園の電気代の約半分をまかなっているそうです。
「自然は私たちに恐ろしい災害をもたらすだけでなく、またこのように
大きな恵みを与えてくれます」といわれた「震災の語り部」でもある
副館長さんのお話しが、心に残りました。

バスの中でも、ビデオで全国各地の防災への取り組みを視聴するなど、
何かと有意義な一日の研修でした。