ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ヨーロッパ三ヶ国駆け足旅行(1)

2015-04-05 20:21:08 | 旅日記

先月21日から28日まで、ヨーロッパの旅をしてきました。といっても旅行会社のツァーで、うち二日は往復の飛行機のなか。慌ただしい日々でしたが色々な体験ができ、楽しい思い出が作れました。まずは私たちにとっては初めてのドイツの旅からご覧ください。

3月22日、長い空の旅を終えてフランクフルト空港に着きました。さっそく最初の訪問地、リューデスハイムへ。



ニーダーヴァルトの丘からライン川の展望を楽しみました

背後に立つのは、普仏戦争後のドイツ独立を記念してウィルヘルム一世によって建てられたニーダーヴァルト記念碑。

中央のゲルマニア像の下に左に戦争と右に平和の像。精緻な彫刻に目を奪われます。

丘を下って街の通りに出ました。皆さん、揃って左の方を注目しているのは…、

ここから「つぐみ横丁」と呼ばれる細い通りが始まっているからです。

足を踏み入れると144mの細い石畳の道の両側には、瀟洒なレストランお土産店が並んでいます。夏場になると、生演奏を聞きながらワインのグラスをあげる人たちの歓声が絶えないとか。

中にぐるぐる巻きにしたパンを焼いているお店がありました。

アツアツを切り分けて貰いました。「クルトス」という日本で言えばタコ焼き感覚のスナックで、4€と少し高めのお値段ですが美味しかったです。

この辺りはブドウの産地で、バスの待つ通りの横にも古いワイン工場が立っています。遠く後ろに見えるのは、ニーダーヴァルトの丘へ観光客を運ぶゴンドラ。

113km走って、ルードヴィッヒスハーゲンのホテルに着き、ソーセージ料理の夕食を頂きました。
飲み物はもちろん、ビール。黒と初めての白ビール。

明日はロマンチック街道へ向かいます。


菜種梅雨の合間にお花見のハシゴ(2015.04.04)

2015-04-05 17:45:30 | 花日記

2011年にイタリア旅行で知り合った仲間たちと、毎年何度か顔を合わせてハイキングと飲み会を楽しんでいます。今年初めてのイタ友会は私が幹事で奈良で行いました。

8時半、参加者9人が近鉄奈良駅に集合して氷室神社へ歩きます。「奈良で一番早く咲く」といわれる早咲きの枝垂れ桜は早や、見頃を過ぎていました。

平城遷都(和銅三年・710年)の時、春日野に造られた氷池(製氷用の池)や氷室(氷の貯蔵庫)の守り神として祀られたのが始まりで「氷の神様」として有名ですが、平城京東山一体の守護神でもあり、古都に春を告げる桜が境内に咲き乱れています。

シカくんに見送られて浅茅ヶ原園地を通り抜けて、

 

鷺池に浮かぶ浮見堂を鑑賞…

八角形のお堂が桜の花と競うように池の面に影を落としています。

荒池の畔からは興福寺五重塔とサクラの競演

奈良ホテル横から奈良町へ下り、元興寺の拝観。行基葺きの屋根に桜が降りかかっています。

奈良町資料館から猿沢池に歩き、午後から参加の二人と合流して近鉄駅前で春の宴。飲んで食べて楽しく過ごした後、解散しました。7人で酔い覚ましにカラオケ店へ。

更に途中まで一緒だった二人を夕暮れの郡山まで引っ張りました。

大和郡山城址は「日本桜百選」に選ばれた桜の名所です。

今、天守台の改修工事が行われていて柳澤神社より奥には行けませんが…

夜間はライトアップされて、七色の灯りが桜を照らします。

幻想的な美しさに見とれるうちにポツポツと雨が降り出したので、ようやく花に酔った一日の行楽を終えました。