かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

シマノ鈴鹿2日目エリートクラス 詳細

2010年08月31日 | 自転車
前日に引き続きシマノ鈴鹿ロード。
日曜はエリートクラスにエントリーしました。

シマノ鈴鹿はレギュレーションが変わって、未登録の草レーサーだけで競えるフルコースのロードレースはビギナーとインターミディエイトだけ。
オープンクラスより上は実業団選手に混じって戦うことになりました。

エリートクラスは未登録者がエントリーできる最高峰のクラス。この上には実業団登録者が海外招待選手を含むプロと争う国際ロードしかありません。
正直自分の力がどこまで通じるのか、はなはだ不安なエントリー。
先頭から5分遅れたら足切り(失格)ですので、とにかく恥をかかないようにとそれだけを思って臨みました。

逆に言えば、ここで通用するなら「自転車通勤で実業団登録」に一歩前進。

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エントリーが早かったので、またまたシングルナンバー。最前列からの出走です。
前日の勝ちたいというプレッシャーからは開放され、スタートラインでの心拍数は50%程度。

スタートからゆったりと。

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大集団が固まって進みますが、そこはさすがエリートクラス。
接触などがあって必要な時にはすかさず声が飛びますし、回避運動も最小限なので集団がごちゃつく事もありません。
コーナーも道幅一杯使ってみんなラインを守るので安全です。

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3周目?のS字前で、2列前で落車発生!でも声をかけあってすいすいっとかわして行きます。
目の前で落車が発生したのにあんなに集団が落ち着いているというのは初めての経験でした。

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心がけたのは、とにかく無駄な力を使わない事。
シケインからの立ち上がりで、毎回インターバルがかかります。でも心拍数を90%以下に抑えながら、じんわりと追いつけるように追走。
この集団に混じっても、短い登りなら自分の方が速い。
西ストレート。下りの中盤で軽く減速して前が詰まらないようにしておいて、速度を維持したまま登りへ。周りが漕いでいても自分は惰性で登っている状況を作れるよう工夫します。
前日に池田師匠からもらったアドバイス「コーナーは前の人の直後に付くのではなく、少し間隔を開けて。コーナーの出口で追いつくイメージ」を描くと、苦手な高速コーナーも周囲と遜色なく走れました。
ヘアピン明けでみんなガンガン踏んでましたけど、自分はクルクル。
どうせデグナーで詰まって減速するし、高速で曲がれっこないし。
そのかわりデグナー明けからS字までが頑張りどころ。
S字もびびらずクリア。

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メディオ基調で周回を重ねます。
前日のインターミディエイトに比べると遥かに楽。
集団の最後尾あたりでずっと足を貯めます。これは最後になにか出来るかもしれない!!

最終周回のジャンを聞いて拍子抜け。思わず周囲の人に「もう最後ですか?」って聞いちゃいました。

ホームストレートからペースアップ。でも問題なく追走。
シケイン明け。ここで置いていかれてはならぬと心拍数をあげて行きます。もう出し惜しみは無し。

西ストレートからの登り。先頭が見える位置。

ヘアピン前の登りとデグナー明けを使って前に進出して、S字を安全に下ってスプリント勝負。集団ゴールだけじゃない。数字を出してやる!!

・・・と思っていたら。

マウンテンポイントを過ぎたコーナーで3台が絡む落車発生!!
タイヤの焦げる臭いを嗅ぎつつ全力で回避運動。
自分の周囲の人が蜘蛛の子を散らすようにコース幅一杯に広がって、すぐに再集合。

でもその間に集団は中切れを起こし、前方とは数10メートルの差が。
残りあと3km程か?

精神的な動揺を抑えつつ集団の様子を伺いますが、先頭集団に追いつこうと引く人はおらず。
このままゴールまで、という空気が支配的。
自分1人でも飛び出して足を使うべきか、このままゴールまで行くべきか、迷っている間にどんどんレースは進みます。

落車の発生がもう少し早ければ。いや、もう少し早く集団の前方に位置取っていれば・・・

結局第2集団でスプリント。

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Photo by usk 超サンクスです!!

55位/130人くらいかな?
集団ゴールは出来なかったけど、戦えない相手じゃない。
いい経験でした。

Edge705のデータ。
例によってゴール後のへタレ区間も入ってますw
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