天と地の守り人 <第1部> ロタ王国編 ～守り人シリーズ・旅人シリーズ8～

新ヨゴ皇国では
チャグム逝去に伴い
盛大な葬儀がとり行われ
そして
帝国のラウル王子から
枝国となるよう使者がやって来ます

帝は当然の事ながら断固拒否！
迫り来るタルシュ帝国の脅威に
新ヨゴ皇国は鎖国政策を強行
緊迫した状況となっております

異世界ナユグの変化が
サグに影響及ぼし始めていることに
一抹の不安を覚えるタンダとトロガイ

バルサは
突然の国境閉鎖に伴い
帰国入国ができなくなった人々の
国境破りを世話してロタから新ヨゴ皇国へ移動中～

そんな中
自分のことを探していた
元・新ヨゴ海軍の上級海士に出会う
彼に託されていたジンの手紙で
バルサは
公式には死んだとされている
チャグムの生存と目的を知るのです

大国タルシュの侵攻に対抗するため
単身ロタ王国に同盟を求めに行ったチャグムを心配し
バルサは彼の行方を追う

新ヨゴ皇国の宮廷評定では
チャグムと海軍大提督トーサの死
聖導師ヒビ・トナンが病に伏し
帝
ラドウ大将
シュガに敵対心を抱く聖導師見習い・ガカイらの独壇場
完全に破滅へと向い暴走をはじめます

天ノ神のご加護を信じ
天運なければ
自分もろとも民も道連れに国が滅ぶ道を選ぼうとする帝…

敵国を己自身で見聞きしたチャグムは
自国の運命を担い単身行動を開始しつつ
タルシュ帝国の内情をつぶさにシュガに伝えるなど
驚くほどの成長をみせております

アスラ以外にも
ナユグの異変を感じ取る異能者が出現！

終章・雪の峰へでは
チャグムとバルサが再開するのですが
も～
　堪りません！

宮に帰るのが嫌だと泣いていた
幼いチャグムの姿はもうありません
頑張れチャグム！