ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77

ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77
朝日新聞出版　アップルミンツ発行 ／ 佐藤ひろ子

～紹介～
今、子供から大人まで大人気のドーナツ。
本書は生地別（クッキー生地、ケーキ生地、イースト生地、ベニエ、メルベイユなど）に
おうちで簡単に作れる77レシピをバリエーション豊かに紹介。
さまざまな生地の食感の違いだけでなく
揚げないドーナツ、豆腐生地を使ったヘルシードーナツまで
楽しんでいただけます。
誰でも基本の生地をきちんとマスターすることで、
美味しく、美しいドーナツが　失敗なくできるようになります。


本日
従姉妹のレシピ本が発売されました

Madeleineというお菓子工房を営んでおります

お菓子作りには
才能もなく興味も関心もない小生が
宣伝しても説得力に欠けますが…

お母さんが作った手作りお菓子
ときに
粉にまみれながら
お母さんと一緒に作った楽しい思い出

そんな懐かしい光景が
浮かんでくる優しいお菓子を作ってくれるのが
小生の従姉妹・その人です

生き方とか人生観が
非常にクリアな人なんですぉ～
同じ血族とは思えん！


本を購入して頂けるやもしれぬ
皆様へ

ｐ18の16・17共通レシピ
×薄力粉180ｇ→○薄力粉150ｇです。
あと、ｐ27のポイントのところは、
牛乳ではなくて豆乳です。
お手数ですが、訂正お願いいたします。

だそうです

沈まぬ太陽

物語は昭和30年代から始まる
巨大な航空会社・国民航空の社員恩地元は
労働組合の委員長をつとめ
職場環境の改善を目指していた

だが
その結果として
会社から恩地に与えられたのは
懲罰人事といえる僻地への海外赴任であった

パキスタン、イラン、ケニアと
会社は恩地を転々と異動させる
そんな境遇にあっても
恩地は自分の信念を曲げず
赴任先での職務を
まっとうしようとするのだった



一方
かつて恩地の盟友として
共闘していた同僚の行天四郎は
組合を抜けて
エリートコースを歩んでいた

客室乗務員の三井美樹は
恩地に心を惹かれつつも
対照的な道を歩む行天の愛人となっていく

行天の裏切りや
妻・りつ子ら家族と離れて過ごす赴任生活に
焦燥と孤独をつのらせてきた恩地は
10年を経てようやく
本社への復帰を果たしたが
不遇な日々は続いていた

さらに
かつての組合の同志たちの苦境を目の当たりにし
自らの責任を深く感じるのだった


　　　　　　　　　　　　　　　　　

そんな中
国民航空のジェット機が
御巣鷹山で墜落事故を起こした

日本航空史上
最大規模となる事故の発生に
恩地は救援隊として現地に赴き
未曾有の悲劇を前に苦悩する

政府は
国民航空の建て直しをはかるべく
優れた実績を持つ経営者の国見正之に
国民航空会長への就任を要請する

新体制となった国民航空で
恩地は新設された会長室長に抜擢され
国民航空再スタートのために立ち上がるのだったが…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「CINEMA TOPICS ONKINE」より引用



冒頭とラストでケニアの草原？が登場します
そして
アメリカの動物園で
‘世界で一番凶暴な動物’と云うプレートを見つめ
次に
そこに映し出された己の姿を見る恩地

σ(^^；) の中では
かなり強烈な印象なシーンでした

実に深く　そして重かった



次々に
辺境の地へ追いやられる恩地ですが
ケニアで
猟銃片手に野生動物を
ハンティングするその姿は
‘国民航空’の古い体質
権力構想・腐敗体制に立ち向かおうとする
恩地自身の姿を彷彿させます

動物園では
己自身が
‘世界で一番凶暴な動物’
この地球という世界に存在する
総ての生命に対する限りない‘悪’の存在なのでは？
己の存在が如何にあるべきかと
己に問う恩地の姿がありました

そして再びアフリカへ
ケニアに左遷された恩地は
大地に沈む太陽を独り見つめます
そこには
体制に挑むかつての勇猛な姿はありません

挫折したと云うより
ある種
悟りを得たような
恩地の心情が感じられました


　　　　　　　　

挫折？諦め？
妙にあっさり引き下がってしまった
恩地の有り様は意外…
最後まで
己の正義を貫き体制に挑んで欲しかったです

あそこであっさり身を引いていいのか！？
残された遺族達の想いは？
投げ逃げとも思えるその行動
作品の結び方は
どうなんでしょ～

最後まで責任もって
突っ込んで欲しかった
徹底した問題提起と
明確な結末を描いて欲しかったです

ですが力作であることに変わりはない！
恩地と袂を分かち
相反する生き方を選んだ行天四郎を
三浦友和氏が好演しております

香川照之氏
相変わらず良い味出してます！

柏原崇さんが恩地の長男役として
出演されているのも嬉しい～♪

上映時間の長さも
全然気になりませんでした