時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

居眠り磐音 江戸双紙11 ~無月ノ橋~39

2010-03-17 | 読書
萩の花が
江戸に秋の気配を告げる頃
深川六間堀
金兵衛長屋に住む浪人・坂崎磐音は
身過ぎ世過ぎに追われていた
そんな磐音が
包平の研ぎを頼んだ
鵜飼百助邸を訪れた折り
旗本用人の狼籍を諫めたことで
思わぬ騒動に…


坂崎磐音や今津屋の活躍が
上様の知ることなり
由蔵さんやおこんさんは大わらわ
そんな周囲の様相に
我感ぜずと
相変わらずの眠り猫こと坂崎磐音

とは言え
旗本の不正な金貸し
敷地内での不当賭博を暴くなど
相変わらず
南町笹塚さんに重宝がられております

白鶴が巻き込まれた騒動を
本人に悟られることなく
サラッと解決しちまうところなんざぁ~
粋だね~

おこんさんと磐音の関係も
少しずつ変化しているような気配

新たな登場人物の出現は
新たな波乱・事件・騒動を予感させます
さっさと次に進みます