漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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19年経って思うこと  春色ちらし寿司

2014-01-17 14:55:10 | 春の野菜料理
今日は阪神大震災から19年とのこと。

先日tatenumaさんに教えていただいた、動画がありました。

震災を知らない世代が多くなっているそうです。


記憶に新しい東日本大震災での津波の爪あとを残すことで
体験しなかった人々にも記憶をつないでいこうとする動き。

しかし、それにはそれを見るのも辛いという人もいたり、
維持するのに莫大な金額がかかったり、多くの反対もあるというお話ですが、

家族を津波で失った人が、自分の娘が亡くなったその建物を残したいと思い、
行政にうったえかけたその思いは
未来の人々への思いやりに満ちていて、すごく胸を打たれました。


http://www.dailymotion.com/video/x18r85e


http://www.dailymotion.com/video/x18ra2i



環のお客様にも、津波でご家族を失い、ご遺体を捜しに行かれた方がいらっしゃいます。
先日、ちょうどそのお話を聞かせてくださいました。

また、お仕事でご遺体の捜索に行かれた方もいらっしゃいます。

原発によって、捜索が入れなかった場所で遺体が見つかったご家族の無念さも。

そんなお話を聞かせていただけることにも感謝の思いでいっぱいですし、
こんな悲しいことが起こっていいんだろうかと思う反面、
悲しい、辛いことで終わらせたくないという気持ちも強く思います。

命を生かしていくことにつなげたい。

命をもって教えてくださったことを大事にしたい。
それが、震災遺構を残すということにつながるのだと思うのです。

それから、一人一人が生かされているということも。
自分の命を使わされた使命を大事にしていくということも、すごく考えさせられます。
やりたいことをやることはできる
そして、やりたいと思うことが、与えられた使命であるということも。

昨日の100人の一歩のメルマガにあった「薩摩」の教え

[男の順序]

一 何かに挑戦し、成功した者


ニ 何かに挑戦し、失敗した者


三 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者


四 何もしなかった者


五 何もせず批判だけしている者

中略

「人をとがめず、わが誠の足らざるを尋ぬべし」

by西郷隆盛


だ、そうです。
見えている事実は良い、悪いではなくて、自分の成長のために起こっている。

最近、リフレーミングの本を読んでいるのですが、
この視点を変えるというのは、脳の体操になりますね。


それから、津波のこと。
地震予測を研究しているボランティアのサイトを毎日よんでいます
tochiken

今後、房総沖~伊豆~鳥島にかけて起こるだろうと予測されるM8~9の地震に
主に焦点を合わされていますが、

メルマガもあるそうです。
http://mobile.mag2.com/mm/M0075326.html

とても参考になるサイトです。不安を煽るサイトは数多くある中で
かなり冷静な判断をされます。
中規模地震の予測も時々だしてくださって、よく当たっております。
それでも、今後の巨大地震に関しては、過去のデータが東日本のしかないので
どれだけ、正確に当てられるかということは不安もあるようですが、いくつか
参考になるものがあると、冷静にいられます。

今日は阪神大震災の日ということもあり、久しぶりに缶物をいろいろ買ってきました。

東日本大震災からの習慣で、あれから2年10ヶ月
水も少なくとも40リットルは家に置くようにしています。
賞味期限がとっくに切れた食べ物もあるので・・・、そろそろ交換しないとです。

震災というピンチの姿をしたチャンス。
これって、もしかしたら価値観のリフレーミングをせまられているのかなぁと、
最近よく思います。でも、まだ踏み切れないんですけどね。

さて、昨日の夕飯です。



急にちらし寿司が食べたくなりました。
酢漬けにしたれんこんと、玄米塩麹で合えた菜の花と、炒り卵をちらしました。
それから、豚汁。
糸こんにゃくをずるずるとすすれるような、長さと量でいれたら
ちょっと邪魔になるくらいかさばってしまいました・・・。でも美味しかったんですよ。

酢の物が美味しいです。
菜の花もくせになっております。

春は肝臓の季節、肝を養うものがおすすめです。
酢のものはとってもいいんです。
ただ、あんまり酸っぱすぎるのもよくないので、美味しいと思うくらいで。