庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

徳島(3日目)

2011-08-08 13:59:00 | 海と風
キャンプ好きな私には珍しく昨夜は市内のホテルに泊まった。 素泊り3000円はリーズナブルで、予想以上に快適、昨日、一昨日の疲れがすっかりとれて、今日の昼過ぎも小松海岸で海を見ている。IMGP0243s1024pix100kb.jpg 

風は東から4mというところ。やはり南東に振れながら徐々に上がっている。今日は19??でユッタリ走れればそれで良し。仮に風が上がらなくても、日陰の海風は充分涼しいから、できることは色々ある。夕方まで読書や昼寝で過ごすのも悪くない。 

この数年の技術革新のおかげで、私のアウトドアスタイルも少々変わった。iPhoneにBluetooth接続のキーボードのセットで、どこにいても原稿類が書けるようになった。ノートPCがコンパクトだとはいえ・・・なんてことに色々想いを巡らせていたら、目の前にカラフルな車が止まって、可愛らしい女の娘が声をかけてきた。1312781489244481.jpg四国放送ラジオの中継車だ。 

暑い中、松の木陰で、ボンヤリ海を眺めながら一人キーボードを叩いている、ちょっと変わった風貌のオジさんが目に留まったらしい。カイトや空の世界のユルやかな話をしているうちに、生放送でちょっとお話を・・・ということになった。「長いあいだ風の世界にいると、風が目に見えるようになりますか?」という質問は面白かった。 

「目には見えません。しかし、風が作ったもの・・・たとえば雲や草木のそよぎや波などは見えます」など、そう粋(いき)でもない話しをしてしまったのだが、たとえば、「目には見えないけれども、感じることはできます。ほんとうに大切なものは目には見えないものなのです」などと、星の王子様のキツネ君みたいに、少しはシャレたことを言えば良かったのかなぁ・・・などと思ったりもした。ともかく、らじまるの宮本さん、素敵なひと時とビールが更に美味くなりそうなマグカップをありがとう^^ 

結局、それ以上風が上がることはなく、4時前に帰途に着く。


コメント
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