庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

小松海岸

2011-08-24 22:25:00 | 海と風
まだ8月だというのに秋雨前線が上がったり下がったりしながら雨模様の日が続き、風もお休み。昨日・一昨日は晴耕雨読ならぬ晴海雨眠で、PCを触ったり読んだり寝たり・・・ほとんど体を動かさないでいた。 

そしたら、なんだか調子が悪い。体と心、身体と頭脳が密接に関係し連動していることなどは当たり前のことで、久しぶりに自転車を漕いだりしてみたのだが、なかなかスッキリしない。 

しかも、今日からまた真夏の暑さが戻ってきた。これはやっぱり風に吹かれるしかないのかもしれない・・・とアメダスの徳島を見た。しっかり南東風が入っているではありませんか^^。いつものことながら、急遽思いつきに従って車を走らせ、現在、小松海岸のテントの中でございます。 

平日の水曜日だというのに、この素晴らしき海岸は人を呼び寄せる力を持っているらしく、カイト、ウィンド、サーフィンと、全部合わせると数十人はいた。 

8m前後の安定した風の中、4時前から夕暮れ時まで、ほど良い波とフラット海面であれこれの練習を繰り返していたら、先日河口エリアでご一緒して私を感心させた、あの好青年がやってきた。またしても同じ海面で、素晴らしい!のサムアップを何回送ったろう・・・その度に笑顔が返ってくるのが嬉しいではないか^^。 

彼の名前がヒロ君と言い、日本ではまだ珍しい契約プロであることを、F君に聞くまで私は知らなかった。

この世界にもこういう礼儀正しく謙虚な若者がいる。彼はこれからまだまだ伸びて、将来、間違いなく世界のトッププロの一人になるだろう。

少なくとも、私が空の世界で出会った何人かの達人は、例外なく、人間としても尊敬できる人達だった。もちろんまだ未完成だが、彼には少しあの匂いがする。

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