庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

水上リラックス法

2012-06-13 21:07:00 | 海と風

今日の堀江海岸も例の「ウィンド・グラジェント」が、明確に現れていた。かなりの引き潮時ということもあり、波打ち際近くには相当量の「風だまり」もあった。 

この「風だまり」もウィンド・グラジェントの一種なのだが、ある程度の角度を持つ斜面に向かって吹きつける空気(風)が、摩擦抵抗によって、その斜面と平面(海面)が接する線上に滞留する現象で、斜度が大きくなるほどその量も大きくなる。強風時の家屋の軒先に身体を張り付けると、風がずいぶん弱まるのを感じたりするのは分かりやすい例かもしれない。 

その上空には通常、なにがしかの斜面上昇風が吹いている。私はめったに海岸近くでハイジャンプはしないのだが、今日は浜がガラ空き、引き潮時でもあったので、試しに、沖合いでのジャンプと、どの程度の違いが出るか確かめてみようと思いついた。着岸直前、高めのフロントループをやってみたら、結果は予想通り、明らかな違いがあった。つまり、同じ動作で、より高くより長い滞空時間を得ることになった。

今日はアンダー気味の風模様だったのでどういうことはなかったが、強風時にこういうことをすると、たぶん跳びすぎて、かなりきわどい着水ならぬ着陸になる可能性が充分ある。風は大概どこでも、横にも縦にも吹いていることを忘れない方がいい。

ともあれ、海水温もずいぶん上がり、海上をノンビリ漂うには気持ちの良い季節になった。そこで、こないだから構想している「水上リラックス法」を近々実行しようと思っている。 

私のことを良く知る方々は、何も案ずることはないとは思うが、これからしばしば、海上高くカイトが停まっていて、私の身体が眠ったようにプッカリ浮いて長時間まったく動かなくても、私は死んでいるわけではない^^; 決して無用な心配をしないようにお願いしたい。
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