庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

愛犬の悪戯など

2012-06-22 16:37:00 | 海と風

 
我が家には4年ほど前から同居しているパームという、元気この上ないビーグル犬がいる。こないだまで事務所の空き部屋を一つ与えて、基本、室内犬にしていたのだが、毎日の下の世話が面唐ュさくなったので、以前、やはりビーグルのロビン(14歳にして他界)が住処にしていた、母屋の庭に引越しをさせた。

しばらくの間は、犬小屋が何の役に立つのか分からない様子だった。しかし、さすがに雨水は冷たく「これに濡れたままでいると気持ちが悪い!」ということを悟ったらしく、梅雨に入って雨の日が多くなると、彼にとっては狭苦しいだろう新居で丸くなるようになった。

日課の散歩は夕方、彼と最も気の合う息子の担当なのだが、数分間の散歩の後に庭に帰り、リードを放して好きにしろと言っても、元室内犬はやはり室内が好きなようで、家の周りを一回りしたら決まって裏口のドアの前で「早く中に入れてくれ!」という姿勢でじっと待っている。

可愛そうだから中に入れる。夕食時の食卓の横に張り付いてヨダレを垂らす。さらに可愛そうだから、サンマの頭などをやる。毎朝、定量のドッグフードを食べた上に、余計な栄養を与えることになる。

かくして、子犬の頃の「こんなリスみたいに小さいのが、ちゃんと成長してくれるのか・・・?」などという心配は無用となり、みるみる太り、今や立派な、食うことだけが楽しみみたいな^^;肥満犬の仲間になってしまった。

それはまあいい。つい数日前に気付いたことがある。どうやらこいつが以前の住居のあちこちにシッコをしているらしい。あちこちの一画には、カイトバッグが3個置かれてある。これらがビッショリ濡れて、部屋中に小便臭を放っていることが分かってしまった。

この部屋は母屋と事務所との通路にもなっているので、無用心にもたいがいは窓を開けてある。ヤツがここから懐かしい古巣にコッソリ侵入して、この許しがたい悪戯をしていたわけだ。今日は、そのカイトバッグを一つを水洗いをして、堀江の風で乾かすことにした。

それと、GoProカメラをなんとかしてカイトのロワー・サーフェイス辺りに取り付けできないか・・・という思いつきの一つを試してみた。リーディングエッジ直下のウィークリンク4箇所から、かなり長めのライン4本を引いてカメラの台座につないだ。

結果は、やっぱり長すぎて大きく揺れ、以下のような映像になった。今回は12㎡だったので、次回は19㎡で試してみる。取り付けラインのテンションを上げれば、揺れも少なくなるはずで、実用になる可能性はある・・・と考えている。