(株)カプロラクタム-blog

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強行

2005年10月05日 | Weblog
今日は、学部の遠足で遊園地へ行く日でした。

昨日の時点で「明日の降水確率90%」を見て、「これは無理だな」と思っていたのですが、朝起きても中止の連絡が来ません。一応降りだしてはいないのですが、間違いなくいずれ降りそうな天候です。
しかし、そうこうしているうちに主担から電話があり、主事の決定で行くことが告げられました。
確かにこの雨に祟られた中学部では、こうして少しぐらいは強行突破しないと一生行けそうにないですからね。延期日として指定されていた来週火曜も雨っぽいし・・・という訳で、この時点での決断は中々に勇気ある英断だったのではと思います。

そんなこんなで駅集合。子ども達が集まり出すと雨。予想通りと言うか何と言うか・・・しかし、ココに集まった以上はカッパを着てでも行くはず。出発式の時間になり、主事が話した言葉は・・・

「はい。これから学校に戻ります。」
マジデスカ!?
ここまで来ておいて、この突然の発表。当然自分たちも初耳です。つい1分前には保護者と「降っているけどこの機会を逃したら行けるか分かりませんからね。」なんて話していたのに・・・その後、学校のバスが迎えに来るからと30分駅で待たされ、いい見世物状態。生徒もどんどん不安定になるし、これから帰ってもまともな授業にはならないでしょう。考えられる最悪のケースを辿りながら、バス乗車。ここで再び主事が一言。

「3年生の先生は各自学校に向かってください。」
なぜに3年!?
何故か小さいバスが迎えに来たため全員が乗れないことが分かり、我々だけ先に学校に戻ってくれということでした。
困ったことに自分はバスで駅まで来ていたため、またバスで家まで戻りそこから車で行くしか方法がありません。しかしバス停まで辿り着くと次のバスは10分後。そうこうしているうちに目の前をスクールバスが通り過ぎていきました。

・・・走るしかない。走れ!メロス!(誰

駅からおよそ2km強。重い荷物を背負いながら走ること15分。家から学校まで15分。何とか辿り着き、ギリギリで生徒を降ろすのに間に合いました。
最初から中止にしていれば普通に授業ができたのに、結局できたのは4時間目から。学校でお弁当を食べるのも、もはや慣れたものです。雨も、終わってみれば大して降ることもなく、帰りにはもう地面が乾いている状態でした。

ニントモカントモ。