(株)カプロラクタム-blog

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映画館にて

2005年11月28日 | Weblog
学校が終わってから、映画館に直行しました。

お目当ては、もちろん「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」です。
昨日までに3作見ていたため、どうしても早く続きが見たくなってしまったのです。今朝新聞に「8時以降は1000円」という正に今の自分にピッタリな記事を見つけ、学部会終了後、成績付けもかっとばしてジャージ姿のまま映画館に向かいました。

チケット確認の人が前の教育実習生でした・・・orz

いや、お互い会いたくなかったと思いますがね。全然悪い奴ではなく、むしろ快活で非常に話しやすい子だったわけですが、教員採用試験の結果が出てから連絡をよこさなかったので、多分ダメだったのだろうな・・・と思いつつもこちらから聞くのも不自然だし・・・という微妙な立場にあったわけです。
事情を解説すると、この子に限らず、知り合った学生(4年生)や講師の方に教採の結果を聞くのは非常にためらわれる事態なのです。先方から言い出すか、上からの情報が降りない限りは、むしろタブーに近い話題だとまで言えるでしょう。縁遠い位置にいるのであれば、できるならそのまま知らずに過ごしていくことが最善の選択なのではないでしょうか。
そんなわけで、予期せぬ鉢合わせとなり何とも言えない気まずい雰囲気の中、僕が口にした言葉は、

「・・・そういえば教採どうだった?」
オウシット!
いや、しかし・・・会ったなら会ったで必ず話題にしなければならないモノには違いないのです。実習中にも何度か教採の話題をしていたわけですしね。ここでこの話題が皆無と言うのも向こうに後味を悪くさせてしまいます。ある意味、僕と出会ってしまった時点で向こうも避けて通れないと覚悟せざるをえなかったと思われます。
「あーダメでした。来年から講師をやります。」
絶えず明るく返してくれた会話が心に痛くて・・・とても気を使った数分間でした。(考えすぎ?)

(以降、多少ネタバレアリ。)

映画の方も色々思うことがありました。一言言えば、4話単独で見るのは辛すぎます。5話とセットで見てみたかった・・・
いや、5話がハッピーエンドで終わるかどうかは知りませんがね。1~3話は良い意味で予想を裏切られた。4話は悪い意味で予想を裏切られたと言う感じ。映画は「一時停止」「巻き戻し」なんてワケには行きませんから、心の準備がないままストーリーが進んでいってしまうのが辛いですね。いっそ3話までで我慢して、映画を見ずに小説で読んだ方が心に受ける負担が少なかったかもしれません。

2つの意味でね。