(株)カプロラクタム-blog

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ソニー撤退

2012年10月20日 | 時事
ソニー、岐阜県美濃加茂市の工場閉鎖 - エレクトロニクス事業構造改革
これはきついなあ・・・人口5万人の都市で2千人の雇用が失われるということで、地元には相当影響がありそうですね。

自分は初任校を美濃加茂市で勤務していたので、現在の学校に比べ、かなり裕福な教育が行える美濃加茂市をうらやましく思っていました。その大きな違いは、大企業を誘致し、その税金収入があるかないか、ということでしょう。
まず学校で印刷する紙の色が白い(笑)湯水のように使うPPC用紙の白さは、わら半紙で義務教育を過ごした自分には非常にまぶしく映りました。職員室には、10年前の時点で職員室に6台、つまり学年に1台A3カラープリンタがありましたし、既にカラーレーザー(A3)もカラー拡大機(A0)もありました。学年に1人、学年配属の担任でないフリーの先生(講師や学年主任も含む)が加配され、雑務をほとんどやってくれましたし、独自に低学年の35人学級をいち早く始めたのもビックリでした。まあ給食がセンター給食だったのはもう勘弁ですけど。

そんな地域柄、外国人の転校生の入れ替わりが激しいのも特徴の一つです。非正規の従業員の何割かは外国人でしょうしね。ソニーの工場がある地域の学校は、全校児童の実に1割強が外国人ですから、今後大変なことになるのではないか、非常に心配しています。
というのも、そもそも外国籍の子どもは普通教育を受ける義務が発生しないので、来るときには手続きこそすれ、出て行くときは何の前ぶれもなくいなくなってしまうことも多いからです。長期休みに母国に帰ってそのままというケースもよくあり、このままいくと、おそらく来春には数十人規模の集団失踪事件が起こるのではないかと思うわけです。そこまでいかなくても、露骨な転出や、就学援助が増えるのは間違いないでしょうね。

いや、まだあそこには富士通がある!・・・と思ったら3年前にたたんでたorz
冗談抜きで美濃加茂市大丈夫か!?