(株)カプロラクタム-blog

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史上最悪の出来

2012年10月28日 | 時事
今年は「量より質」 ボージョレ到着
何やら今年のボジョレーは不作のようです。

このワイン、「100年に一度の出来」「ここ数年で最高」などと評され、毎年この時期になると盛り上がるのですが、言葉の通り受け止めるとほのかな矛盾が漂ってくるのもまた然り。そんなわけで、wikiで調べてみました。

1995年「ここ数年で一番出来が良い」
1996年「10年に1度の逸品」
1997年「1976年以来の品質」
1998年「10年に1度の当たり年」
1999年「品質は昨年より良い」
2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
2001年「ここ10年で最高」
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
2003年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
2004年「香りが強く中々の出来栄え」
2005年「ここ数年で最高」
2006年「昨年同様良い出来栄え」
2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「50年に1度の出来」
2010年「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
2011年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」

・・・ここまでくると、最早目くじらを立てるべきでないとさえ思えてきますね(笑)

そんなわけで、今まで手変え品変え褒めちぎってきたわけですが、どうやら今年の出来を評する言葉は「史上最悪」と、初めてマイナス評価が下される模様です。原料の不作が原因なので味は関係ないでしょうけど、供給量が少ないためにあまり褒めないでおく作戦なのでしょうか。しかし、それはそれで希少性が上がるような・・・

もしかして、逆にソレが狙いなのかも?