(株)カプロラクタム-blog

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緋色の幻影

2013年01月14日 | Weblog
劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)を観てきました(ネタバレあり)

この3連休は遅まきの新年会として飲み会やら食事会が多かったので、今日観に行くことになりました。まあ月曜はメンズデイだし、昼でも行けるからいいか・・・と思っていたら、何やら14日はTOHOシネマズデイということで、いつでも誰でも千円という日だったようです。あまりピンと来ていませんでしたが、映画館について愕然としました。
チケット売り場大行列orz
いつもレイトショーなので、子どもやお年寄りの多さに軽くビビリました。

内容が内容なので、「絶」を使い(?)誰とも目を合わせないよう座席へ。もらった0巻は、以前ジャンプに載っていたクラピカの読み切りの内容でした。当然、その際にわざと端折らせていたクルタ族滅亡の秘密が今回明らかに・・・なるのかと思いきや、どちらかというとキルアの呪縛の話がメインのような感じで、かなり拍子抜けしました。「堅」を使っているところからストーリー的にGI編後のような扱いのようでしたけど、その割には団長の鎖はまだ解かれていないようですし、団員達もやたら馴れ馴れしく、非常に違和感を覚えました。元4番の黒幕も、別にクラピカやクルタ族に因縁があるわけでもなく、緋の目どころか単に誰かの目玉が欲しいだけの人でした。その割にパイロやイルミの人形をせっせと作ったりと、主人公サイドに傾き過ぎで何をやりたいのか不明でしたし、終始物語としてのぎこちなさと言うか、気持ち悪さが漂っていました。

珍しく辛口レビューになっていますが、この感じはお金を出して観た映画では久しくなかった感覚です。これはどうも、今回の映画が本編とリンクした「サイドストーリー」だと思っていたことが原因のようです。そうではなく、ドラゴンボールの映画のような完全なる「アナザーストーリー」だと思ったほうが良いようです。最近はコナン然りポケモン然りワンピース然り、ソッチ系でも大分マシになってきたと思っていたのですけどね・・・第一アニメのハンターは深夜枠なので、例示したようなアニメと同じ層は観に来ないわけです。デスノートばりの心理戦やエグイ描写を期待していたのですが、非常に残念でした。

第2弾もあるようですけど、この出来ではあまり期待できそうにありません。