楽天偽装セール

楽天セール、割引の不当表示１千点　関与の店舗一時閉鎖
流石に１２００円のシュークリームがあったら一度食べてみたいですな(笑）

楽天球団が優勝し、そのお祝いと言うことで始まったセールですが、どうも７７％ＯＦＦと言うにはAmazonのほうが安いぞ？これ本当にセールか！？などというネットの声から、今回の偽装が発覚した模様です。優勝セールだった分、楽天の名前で騒動が盛り上がってしまいました。そもそも楽天とは通信販売の胴元のようなもので、我々はあたかも「楽天」という店が存在しているかのように錯覚していますが、実際はその商品を出品している店舗や、そういう店舗にネット通販を斡旋している通販代行会社のような所が勝手に行ったセールだったようです。先のシュークリームの件は、その店が自分で行っている通販サイトで、普通に２６０円で販売していたものだったのに、楽天に載せることを薦めた代行会社が勝手に通常価格を１２００円に設定し「７７％ＯＦＦで２６０円」と楽天に出品したとのこと。しかし、「だから我々は被害者である。」と言うのが楽天の主張のようですが、仮にそのシュークリームが売れた場合、楽天に５％の上納金が入るわけで、同罪であることには変わりありませんね。

かつて格安あの世行きディズニーツアーの事件があった時、その影に楽天の存在があったわけですが、自動送信メールと言うぼろを出さなければ表沙汰にはなり得なかったでしょう。商品があり、それを通信販売するサイト（楽天）があり、さらにそれを斡旋する会社がありと、かくも不透明な仕組みができているものだと思います。品物は自分の目で見て確かめて、という時代はもはや終焉を迎えたのでしょうか。まあ、客の目の前に堂々と産地やブランドを偽装して晒している店もあるご時世ですし、手に取ることのできないネット通販なら尚更、といった所なのかも知れませんね。

つか、これだけ全国各地で偽装騒ぎが起き、各企業も折り目を正す時期に来ているというのに、本当、敢えて燃料を投下する人達の神経を疑います。