トキの森公園

羽ばたくトキ間近に　いしかわ動物園、一般公開始まる
日本から姿を消したニッポニア・ニッポン。再び列島各地で見られる日も近い？

というわけで、１日目は真野という所に泊まり、翌日トキの森公園へ行ってきました。ちなみにトキの森に直接行くバスは何故か１０時過ぎにしかないので、おそらく地元民の足っぽい便を利用して近くまで行き、そこから歩いてくことにしました。途中で鳥が飛んでいると「トキかも！？」と思いカメラを向けるのですが、流石に近づくと逃げますし、見たことがないので判別できませんね。トンビならおなじみの声を発しいっぱい飛んでいるのですけど・・・２ｋｍほど歩いて、無事８時半開園に間に合いました。

ここでは中国からトキを譲り受けて飼育しているようです。既に放鳥も進んでおり、運が良ければどこかで遭遇することもあるかもしれないのだとか。とりあえず資料館を堪能し、トキまで２ｃｍという触れ込みの施設に入りました。しかし残念ながらこちらまで歩み寄ってくれる気配は微塵もなく、ほとんど動いてくれませんでした。しばらくカメラを構えて目いっぱいズームにし、数分に１度羽ばたく瞬間を撮るくらいで精一杯ですね。まあ基本的に保護施設なので、トキにストレスを与えないためか観光客が歩ける範囲も限られている感じでした。２時間くらいはかかるのかと思っていましたけど１時間で十分ですね。折角服も赤にして気合を入れてきたのに（笑）まあ珍しい鳥を見られたという有難味はありますし、黒いトキもいたのは驚きでしたけど。

バス待ちの間に昨日スーパーで買っておいた佐渡牛乳を飲みました。パックにトキの絵があり、飲み口がくちばしになっているのが面白いですね。そのうち園内にマスコットキャラのサドッキーが現れたので一緒に写真を撮ってもらい、さらにトラックのおっちゃんが拾ったらしいトキの羽も運よく見せてもらえたので、最後の最後で思わぬ収穫に十分な満足感を得ることができました。