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タイ洞窟13人生存

2018年07月04日 | 時事
スナック菓子分け合い体力温存 タイ洞窟9日間閉じ込め
9日も経っていたのに、奇跡的に全員無事で発見された模様です。

かなり広く深い洞窟で、発見されたのは入口から5kmほども内部だったとか。幸いだったのはただの探検でなく仲間の誕生祝いをする目的だったようで、お菓子などの飲食物を大量に買い込んでから入っていたため、何とか9日間持ちこたえたようです。とはいえ流石にもう食べ尽くしていたでしょうから、全員無事での発見はまさに奇跡としか言いようがありませんね。本当によくがんばったと思います。
しかし、とりあえず生存は確認できたものの、脱出するのはまだかなり困難な状況のようです。今は雨季で途中の道が水没し、排水してもすぐにたまってしまうので、復旧の見通しは全く立たないのだとか。当面の食料を洞窟内に送ることになるわけですが、何と4か月分も送る計画をしているそうで、相当の長期戦になる見通しであることが伺えます。雨季は7~8月がピークらしいので、排水どころか水量はどんどん増えていくでしょうし、今いる場所も安全である保証はないわけですね。4ヶ月耐えて自然に脱出というプランは現実的ではありません。昔チリであった落盤事故の時も、確か当初は4ヶ月かかるといわれていたところを2ヶ月ほどで縦穴を掘り救出していましたが、今回もそういう作業をすることになるのかもしれませんね。いずれにしてもかなりの長期戦になりそうな気配です。

一番早いのは子どもたちにダイビングの技術を教えて潜水で自力脱出することらしいですが、ダイバーが数時間潜ってようやく現場にたどり着けるという状況のようなので、かなりリスキーな作戦でしょう。助かるためにできることは全て平行して進めていくべきなので、まず体力回復と自力脱出の訓練も進めつつ、排水と脱出口を作る作業も平行して行い、確率を上げていくしかないでしょう。一刻も早い救出を願っています。