世界文化遺産候補に「北海道・北東北の縄文遺跡群」
残っていた暫定リストの序列がコレではっきりしましたね。
自分がこの暫定リストの存在を知ったのは2011年のことで、その後もリストアップされている中から世界遺産が増えていることを知ったので、全制覇を目指すなら暫定リストも含めて回る必要があることに気づき、少しずつ回っていました。当時の達成度を再掲し、現在とを比べてみると・・・(左の丸は過去に踏破済み、→○は現在までに踏破済み)
<世界遺産14件+2011年に新たに登録された2件>
○法隆寺地域の仏教建造物
○姫路城
○古都京都の文化財
○白川郷・五箇山の合掌造り集落
○原爆ドーム
○厳島神社
○古都奈良の文化財
○日光の社寺
×琉球王国のグスク及び関連遺産群→○
○紀伊山地の霊場と参詣道
○石見銀山遺跡とその文化的景観
×屋久島→○
○白神山地
○知床
×平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群→○
×小笠原諸島→×
<当時の暫定リストから今年までに登録された6件>
×富士山→○
×富岡製糸場と絹産業遺産群→○
×九州・山口の近代化産業遺産群→○
×国立西洋美術館本館→○
×宗像・沖ノ島と関連遺産群→○
×長崎の教会群とキリスト教関連遺産→○
<残る暫定リスト6件>
×百舌鳥・古市古墳群→○ (来年申請)
×北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群→× (再来年申請予定)
※奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島→○ (再来年申請予定)
×金を中心とする佐渡鉱山の遺産群→○
×飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群→○
○古都鎌倉の寺院・神社・その他建築物
○彦根城
というわけで、この7年間で小笠原諸島と北海道という遠い物件以外は既に回りきることができています。審査自体は今の所ほぼ1年に1件ずつ登録が増えていることが分かり、非常に順調であると言えるでしょう。ちなみにリストが新しく増えたと言うのは3つ目の奄美・琉球だけなので、基本的にはこの残る暫定リストを順不同で申請していく方針は変わっていない模様ですから、「暫定リストを予め回っちゃおう作戦」はひとまず成功していることになりますね(笑)ただ、小笠原諸島がある限り完全制覇は退職後でないと無理そうですがorz
ユネスコでも、保護すべき世界遺産が増えすぎることも問題だと捉えているようで、再来年からは「1国1申請」に限る方針のようです。そのため、最近は単独物件でなく、九州のような「産業革命遺産」というカテゴリーで複数物件をシリアルノミネーションする作戦が主流になっているようです。前述のように日本の暫定リストの方針は7年前からほぼ変わっていませんが、個人的には彦根城単独はかなり厳しいのでは・・・と思っています。また鎌倉も一度「不登録」とされているので、とりあえずリストには残っていますが再申請するかどうかは不透明ですね。とりあえず一度は申請し取り下げとなった奄美・琉球は再来年に外れてもすぐ順番が回ってくるでしょうし、佐渡金山は今回次点だったようなので、こちらも間近でしょう。飛鳥・藤原の動きがないのが不可解ですが、キトラ古墳の修復と公園化も順調に進んでいるようなので時間の問題ではないかと思っています。まあいずれにせよあと6件ですし、コレまでのペースで言えばあと10年内には決着がつくと思うので、6件に片がついて「コレで終わり」となるのか、まだ増やすつもりなのか、その後の動きにも期待したいと思います。世界遺産にならなくても、「日本遺産」を100まで増やす計画も進んでいるみたいですし・・・こちらの制覇はどうしようかな?
で、記事の縄文遺跡群は、以前北海道や東北に行ったときは寄っていないので、申請されるのであれば2年以内に訪れておく必要がありますね(笑)常呂(ところ)遺跡はニアミスしたのですけど、調べてみるとどうやらここは構成資産ではないようで、メインは青森の三内丸山遺跡の模様です。
こちらは静岡県の登呂(とろ)遺跡。しかも弥生時代なのでこれでは踏破になりませんな(笑)青森は踏みしめ方に悔いが残る県の一つなので、この夏休みか秋くらいに挑戦してみようかな?現存天守十二城の弘前城や、はやぶさに乗って函館にも行ってみたいし・・・計画してみるか。
とりあえず終業式乗りきらないと・・・教室でテレビ中継にならないかなあ。
残っていた暫定リストの序列がコレではっきりしましたね。
自分がこの暫定リストの存在を知ったのは2011年のことで、その後もリストアップされている中から世界遺産が増えていることを知ったので、全制覇を目指すなら暫定リストも含めて回る必要があることに気づき、少しずつ回っていました。当時の達成度を再掲し、現在とを比べてみると・・・(左の丸は過去に踏破済み、→○は現在までに踏破済み)
<世界遺産14件+2011年に新たに登録された2件>
○法隆寺地域の仏教建造物
○姫路城
○古都京都の文化財
○白川郷・五箇山の合掌造り集落
○原爆ドーム
○厳島神社
○古都奈良の文化財
○日光の社寺
×琉球王国のグスク及び関連遺産群→○
○紀伊山地の霊場と参詣道
○石見銀山遺跡とその文化的景観
×屋久島→○
○白神山地
○知床
×平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群→○
×小笠原諸島→×
<当時の暫定リストから今年までに登録された6件>
×富士山→○
×富岡製糸場と絹産業遺産群→○
×九州・山口の近代化産業遺産群→○
×国立西洋美術館本館→○
×宗像・沖ノ島と関連遺産群→○
×長崎の教会群とキリスト教関連遺産→○
<残る暫定リスト6件>
×百舌鳥・古市古墳群→○ (来年申請)
×北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群→× (再来年申請予定)
※奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島→○ (再来年申請予定)
×金を中心とする佐渡鉱山の遺産群→○
×飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群→○
○古都鎌倉の寺院・神社・その他建築物
○彦根城
というわけで、この7年間で小笠原諸島と北海道という遠い物件以外は既に回りきることができています。審査自体は今の所ほぼ1年に1件ずつ登録が増えていることが分かり、非常に順調であると言えるでしょう。ちなみにリストが新しく増えたと言うのは3つ目の奄美・琉球だけなので、基本的にはこの残る暫定リストを順不同で申請していく方針は変わっていない模様ですから、「暫定リストを予め回っちゃおう作戦」はひとまず成功していることになりますね(笑)ただ、小笠原諸島がある限り完全制覇は退職後でないと無理そうですがorz
ユネスコでも、保護すべき世界遺産が増えすぎることも問題だと捉えているようで、再来年からは「1国1申請」に限る方針のようです。そのため、最近は単独物件でなく、九州のような「産業革命遺産」というカテゴリーで複数物件をシリアルノミネーションする作戦が主流になっているようです。前述のように日本の暫定リストの方針は7年前からほぼ変わっていませんが、個人的には彦根城単独はかなり厳しいのでは・・・と思っています。また鎌倉も一度「不登録」とされているので、とりあえずリストには残っていますが再申請するかどうかは不透明ですね。とりあえず一度は申請し取り下げとなった奄美・琉球は再来年に外れてもすぐ順番が回ってくるでしょうし、佐渡金山は今回次点だったようなので、こちらも間近でしょう。飛鳥・藤原の動きがないのが不可解ですが、キトラ古墳の修復と公園化も順調に進んでいるようなので時間の問題ではないかと思っています。まあいずれにせよあと6件ですし、コレまでのペースで言えばあと10年内には決着がつくと思うので、6件に片がついて「コレで終わり」となるのか、まだ増やすつもりなのか、その後の動きにも期待したいと思います。世界遺産にならなくても、「日本遺産」を100まで増やす計画も進んでいるみたいですし・・・こちらの制覇はどうしようかな?
で、記事の縄文遺跡群は、以前北海道や東北に行ったときは寄っていないので、申請されるのであれば2年以内に訪れておく必要がありますね(笑)常呂(ところ)遺跡はニアミスしたのですけど、調べてみるとどうやらここは構成資産ではないようで、メインは青森の三内丸山遺跡の模様です。
こちらは静岡県の登呂(とろ)遺跡。しかも弥生時代なのでこれでは踏破になりませんな(笑)青森は踏みしめ方に悔いが残る県の一つなので、この夏休みか秋くらいに挑戦してみようかな?現存天守十二城の弘前城や、はやぶさに乗って函館にも行ってみたいし・・・計画してみるか。
とりあえず終業式乗りきらないと・・・教室でテレビ中継にならないかなあ。