(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

タンカー攻撃

2019年06月14日 | 時事
首相、タンカー攻撃「断固非難」 米大統領と電話会談
首相がイランにいって会談中に日本の船を攻撃するなんて、宣戦布告としか思えないのですが・・・

まだ相手側の声明がないので、目的もどういう組織かも全くわからないのですが、時間差をつけて2発ということは、ミスではなく9.11のように明確な攻撃意思があったということでしょう。状況だけで捉えると、イランと敵対しているアメリカとの仲を取り持つためにやってきた日本への警告でしょうか。テロなのか国としての攻撃なのかでもかなり違ってきます。もしもこれがアメリカのタンカーであれば即座に何らかの報復措置を決定するところでしょうけど、日本としては非難声明を出すくらいしかできないのですよね・・・決定した2億円もの支援を撤回するくらいすればいいのに。今後の動きによってはまた原油価格が上がるなど不安定な情勢に突入しかねないだけに、穏便に済ませたいということでしょうか。

イランは、かつてイギリスやアメリカから経済封鎖を受けた時に、出光の日章丸が単身乗り込んで石油を買い付け救ったということ(日章丸事件)があり、以来親日派が多いと聞きます。しかしアメリカとイランの仲は当時よりもさらに最悪を極めており、最近のトランプ大統領とべったりした報道も当然伝わっているようで、敵の味方は敵のような認識をもつ人が増えているのかもしれません。情勢を見極めて、決断すべきはしないといけませんな。