国が出したのは7都府県ですが、今日から東海3県も独自に宣言した模様です。
これにより、来週に延期されていた授業開始もGW明けまで延期となりました。いよいよ学校で勉強を進めるということが困難になり、家庭学習で「予習」というより「自習」させ、評価をしていかなければ行けない模様です。学習塾なども使えない状況ですから、家庭の教育力が如実に出ていきますねえ。当事者として思うことはいろいろありますけど、内情はあまり詳しく話せませんし、もう振り回されすぎてどうとでもなれといった感じです(笑)
ところで政府が出した「緊急事態宣言」は、国が都道府県に対して休業要請や自粛等の規制を出す権限を付与するものであり、実は今回岐阜県などが独自に出した「非常事態宣言」には法的根拠がありません。つまり、東京は違反すると一応法令違反(罰則は今の所なし)になりますが、岐阜ではならないということです。基本的にはこれまでの自粛呼び掛けの期間が長くなったという感じですね。とはいえ、この未曾有の事態には県や自治体が足並みをそろえてやっていくしか対策がなく、休校措置についても「うちだけ従わない」ことはとてもできないでしょう。とにかくこれで流行鈍化の兆しが見えなければ新薬・ワクチンができるまで永遠にガマン大会が続きそうですが、感染者の親族までは仕方ないとして、新たなクラスターが出ない状態で2週間無事経てばある程度規制も緩和できるでしょう。個人的には、自粛だけでなく今日からでも一人ひとり検温と行動履歴をつけるくらいしっかりやってもらった方がよいと思うのですが・・・いずれにせよ今日からスタートなので、4月半ば以降に自分勝手な理由で感染した人は相当顰蹙を買うと覚悟してもらいたいです。
日本のような島国では、ムラ意識(排他的な集団同調圧力)がむしろ強みになるのではとさえ思います。