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小山田五輪楽曲辞退

2021年07月20日 | 時事
うーん、何十年も前のことをさもいま言ってるかのように批判するのはどうかと思いますね。

自分はこの人物については初めて名前を知ったレベルですし、当然過去の事件も聞いたことがありませんでした。できれば最初から五輪に使う曲はもっと普通で、知名度の高い人に作らせるべきだったと思っています。ただこの人物、たびたびこの事件のせいで炎上しその都度仕事を追われるようなことをくりかえしていたらしく、今回が初めてではないらしいのです。政治家ですら失言で数年謹慎したらもう知らん顔ででてきていますし(笑)本人にとってはとっくに禊を済ませたつもりになっていたのではないでしょうか。それを聞くと、自分はちょっとかわいそうかな・・・という気持ちが先に出ていました。ことあるごとに過去の悪事が全部同時に表面化し知らなかった人まで巻き込んで再炎上するのはこの時代の悪習ですな。

自分より少し上の世代なので、この時代というのは学校は日常的にかなり荒れており、特に音楽業界に入るものなどまともなのはいないのではという感じでした(笑)教壇に立っている自分ですら、人にいじめられた記憶も、いじめた記憶もあります。このころ書いていた文書が世に出回れば自分も何らかの糾弾はされるでしょう。
しかしそれは善悪の区別もしっかりできない子どもの頃の話であり、多くの人に多かれ少なかれ心当たりがあるはずです。キリストが言った「石を投げなさい。ただし今まで一度も罪を犯したことのない者のみ」という事例がピッタリ当てはまるのではないでしょうか。もちろん今では何が間違っていたのかわかりますし、逆にどうして間違ったのかも実体験から分かるので、逆に現場でいじめ指導に役立てることもできるわけです。人間は間違う動物で、その後悔と反省のもとに更生しようとしている者に、安全なところから石を投げるような行為はあってはならないことだと思います。その石は間違いなく凶器であり暴行であると認識した上で投げているのなら、いずれ糾弾されるのは自分自身となりますよ。