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マレーシア機撃墜

2014年07月18日 | 時事
マレーシア機撃墜 航空各社、現場空域の飛行回避
この前は行方不明になり、今度は撃墜か・・・マレーシア航空は何か祟られていますね。

米ソの冷戦時代は、日本からヨーロッパへ旅行へ行くためにソ連上空を飛べなかったので、わざわざアラスカ辺りを通って地球を反対回りするか、大西洋側に大回りしたそうです。今では一応ほぼ直線距離で行けるので、時間的には大幅に短縮され半日もあれば着いてしまうわけですが、まだまだ世界の空の上には「立ち入り禁止区域」があるのだということをまざまざと知らしめる事件でした。それにしても、どう考えても旅客機は丸腰なのに、何の警告もなく打ち落とされるとは・・・防空識別圏とかでああだこうだ言っていた時、政府そっちのけでおとなしく飛行計画を提出し始めた航空会社の気持ちが分かる気がしました。是非もなしか・・・

ところで、今回のロシアの対応や、この前の行方不明機の時の各国の対応を見ていて、何か「自国の軍事レベルについて、相手に侮っていてもらいたい」という気持ちが非常に見え透いていると思いました。明らかに地対空ミサイルで撃墜しておいて「わが国にそんな技術はない」と言ってみたり、明らかに本国上空を飛んでいるのに「どこを飛んだか分からない」とか、明らかにとぼけた対応が目立ちます。北朝鮮も、最近は日本海に歩チャンと落ちるミサイルばかり撃っていますが、今やアメリカにさえ届きうる射程を手にしているとも言われています。しかし、仮にそうだとしても、世界に対し手の内を曝け出すことは、相手も脅威を感じ対策を練られたりさらに技術レベルを高められたりしてしまいますから、極力秘密にしておきたいのでしょう。本当を言えばこの前の行方不明機だって、とっくに場所の特定はできているが、それを言ってしまうと自国の軍事水準がばれるので、どの国も黙っているような気がしてなりません。無能なように思われている方がまだまし、という打算が見え隠れしていますね。

何百人という無関係の犠牲者を出しておいてそんな対応では浮かばれません。しっかり国際社会で原因究明と断罪をして欲しいものです。

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