katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

港区立郷土歴史館でのイベント企画2回目

2023-08-23 06:58:02 | イベント

今日は仁科タイルさんとかぐやの3人で、今月2度目の港区立郷土歴史館のワークショップ。ただこれは、港区たてものウォッチングってイベントの一環で行われるって事で、いつものワークショップとは違い、前半は現役のタイル屋さんを踏まえて、タイルの講座や体験として、モルタルを使って

レンガタイルを切ったり、張ったりする時間を設けて、後半はいつものようなワークショップなんだけれど、プレートデザインを館内の模様を使った下地での制作って事で、建築色を全面に押した企画になっているのね。

タイルって言うのは・・・って事で始まって、前回は人数が少なかったんで、タイル屋さんの前身はレンガ屋さんだった・・・みたいな歴史だったり、タイルって呼ばれるようになって100周年だって事だったり、色々と説明を入れたりしたけれど、何しろ今日は2人欠席の12名のご参加。

そこにご両親となると、中々賑やかだし、説明時間よりも体験時間を増やさないと・・・と思い、何しろ道具を使って貰う事を優先したのね。そんなこんなの45分。前回はここで1時間使ったんだけれど、今日は少し始まりが遅かった事も、人数が多かった事もあって・・・。

ただ今日は男の子もいて、積極的に参加してくれたんで、それにつられる子も出て、満遍なく体験して頂けたとは思うのね。ただ、何しろ恐らくだけど、ほぼ全員がこの1時間の事を理解していないから、えっ?何これ・・・って感じなのね。ん・・・チラシなどの広告には、確かに職人さんが来て

・・・とは明記はされているものの、恐らくワークショップを教えてくれる・・・と思われているだろうし、キッザニアなら何しに行くか?って参加を決めている時点ですっとんきょうな事は起きないが、ほぼ全員が鳩が豆鉄砲・・・ってそんな顔になるだろうし、戸惑うと思うのね。

つまり早いウチに参加出来るって所まで持って行かないと、説明では退屈感に輪を掛ける事は、やる前から想像は付いている訳で。しかも、常に良い事と悪い事は背中合わせ。つまり前回は少人数だから、体験もやって頂ければ1人の時間をゆっくり取れる。でも勢いとかノリって事は起きないから

淡々と進めると、詰まんない講座になるし、それじゃ無くても、建築って3Kって言われていた業種なのだから、花は一切無いのね。それが証拠に、どんなイベントでも、タイル屋さんが主催しても、モザイクタイルで・・・って確実に建築色を消すもんなのね。当然、アウェイ感満載。

ただ逆に珍しいな・・・って、ちょっとでも思ってくれたり、付き添いのお母さんが後押ししてくれると、あんまりやる気は無かったけど・・・ってやってくれたら、意外と面白い・・・とか、印象がひっくり返る事もあったりするのは、見ていたら退屈なだけなのね。

それが踊る阿呆に見る阿呆・・・って話で、やらなきゃソンソンってなれば、可能性もある。それが逆に人数が多くて、順番にとなれば、一人あたりの時間は少なくなるし、同じやり方では収まらないから、はしょる事になる。ただこの話はやってくれる事前提の話で、みんなが尻込みすれば、

ただ見ているだけの時間になってしまう訳で・・・あれこれ考えても、やって見ないと判らないのね。一応流れとしての台本は作って置いたけれどね。そんな事を踏まえたら、まぁまぁの時間だったと思うのね。そんな訳で、後半はいつものワークショップだから普通に2時間以内。

って事で、切らなくても大丈夫なんで、ただ位置を考える・・・つまりデザイン教室になるのね。別に切らなくても入るって事は、いかにデザイン性が優れているか?となれば、みんな考える時間が多くなる。これもまた良い事と悪い事は背中合わせ。良い事は自由。悪い事は考えないとならない。

でもサンプルがあるのだから、真似をしても良いんだけれど、こんな感じかぁ・・・って思うだけで、自由にやりたいと思うのね。大体は。つまりみんな考えるを選択した事になるのね。ただ考えるって言うのは、あぁだ、こうだとなり、時間はどんどん経って行くし、全ての人が全てのタイルが

使えるんでは無く、青に統一なんて事を始めれば、足りなくなったりもする訳で・・・そもそも張るって行為は、大体同じ数くらいしか張れないのだから、ほぼ平等。しかも張り方を教えているのだから、差は自分のデザインの話になる。そりゃ悩んで当然なのね。そこが難しいのね。

でもサンプルを真似すれば楽になるはず・・・そうしない事を選んだのだから、難しくて当然なのね。そもそも考える事で建築の中で、設計士が一番金を稼ぐのだから。プチッとそれをやるのだから大変なのね。しかも切らなかったら技術の差はデザイン性のみ・・・。

みんな頑張っていたのね。

一応、ニッパーも置いてたんだけどね・・・中にはこれ何?って人もいたんで、切り方を教えて切っていた人もいたのね。まぁそんなこんなでこうして力作揃いだったけれど、何しろ3時間・・・正確には目地待ちに30分程度。一応時間内に終わっていたから、3時間は掛かっていないものの、

前半を退屈で過ごせば、待ちくたびれた感じになっただろうし、逆にナニコレ・・・と思っていたけれど、やったら面白かったと思えば、後半は好きな事のプレート作りとなるから、前説的な場が温まった時間となっただろうし・・・いつもと違っているから、こっちも試行錯誤だったりして・・・

いずれにしても、何事も無く時間通りで、この仕上がりなら、手は尽くしただろうから、人数的にもまずまずだったとは思うのね。まぁまいど毎度だけど、逃げ切った・・・そんな気分。そんな後は、実は先日、多治見のタイルメーカーさんから、別のメーカーさんを紹介したいとの連絡があり、

何か相談を受ける話があって・・・その連絡があったのね。まぁ近い内にお話をする事になるだろうから、お話する提案書を作成しないと・・・。まぁ誰もやっていなかったりするような事を考えないとならないし、常に何をしても良い事と悪い事は背中合わせ。これをご理解されて、その覚悟が

あるのなら、新しい事が出来る可能性は広がるけれど、新しい事って言うのは、常識を崩す事になるから、非常識な提案になる。最初の人って言うのは、みんなに簡単には受け入れられないが、もし受け入れられると先人となる。それが非常識が常識になる瞬間なのね。

俺程度の提案がメーカーさんに必要とされるのか?って話だけれど、提案を出来る機会が来た・・・これは大きいのね。通る通らないは余り関係ないのね。そこまで来た・・・見つかる場所にいるって事ね。俺は慶応じゃ無いから、シード校じゃ無いし、バリバリの初戦から連投なのね。

取りこぼしは一切許されないのね。それでは昔なら地区予選で負けた学校の選手なんて、知る人ぞ知る程度。ただ今はネットがあって、地球の裏側の情報さえ入って来るのね。見つけられた・・・見つけられる所まで来たって事。まぁ待っていた事だから、後はまとめるだけなんだけれどね。

ただ伝わるようにしないと、あれだのこれだの、相手の想像力を期待して・・・なんて提案は相手の力に頼る事になるから、説明が必要になるだろうが、冒頭の話と同じで、相手が必要とする熱量次第で、説明が有難いと取られるか?面倒だなぁ・・・と感じるか?は、話してみないと、熱量が判らないし、目は口ほどに物を言うのなら、メールのやり取りではほぼ伝わらないから、白ヤギさんと黒ヤギさんの歌になる。読まずに食べたってね。

いずれにせよ、何事も全てが準備。それをやれば当日はいつも通りやれば良いだけ。

 


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