katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさん教室

2024-10-18 07:30:55 | 出張教室

今日はkameyaさんの出張教室なんだけれど、いつものように確認の電話も入れ、時間前に到着するも、荷物を降ろそうとしたら・・・あっ忘れ物。

りょうさんの作品の積み忘れ。階段下に置いて駐車場に行って、横付けして積むはずだったのに、斜迎えの板金屋さんのお客さんが止まっていて、何か他人事の

ように通り過ぎちゃったのね。ただいつもなら停車中に確認するのに、日差しのカバーが見えて、その後ろにある・・・って思い込んでしまったようで。

そんなこんなで結局遅刻でスタート・・・久し振りやっちゃったのね。そんなこんな中、1年振りにラパンさんが来て、新作の話が出たのね。ただ実は、

kameyaさんが2人だけって事が続いていて、棟梁との話で今年いっぱいで閉めようって事になっていたのね。まぁそもそもが4人でやっていた頃に、新規は

嫌だって事で受け付けていなかった中、それでは減る事があっても増える事が無い以上、いつかこうなる事は判っていた訳で・・・しかも来た時だけの支払い

なんで、都合で欠席が自由・・・それをずっと改善せずに来たのだから。ただお話する良い機会が来ただけで、特に何も無く、何しろ続けられるまで・・・

さてそんな中、棟梁はまた怪我をしていたらしく・・・まぁコロナ禍で病気だ怪我だの繰り返しで、行き付けの店が病院って感じで・・・。ただそこそこ時間も経っているらしく、

モザイクには影響は無く、まぁ何よりと言った所なんだろうし、そこへ娘さんが犬を買ってくれたらしく、病は気からと言うのであれば、嬉しいポイントが

入った事になり、尚且つ散歩と言う大義名分の運動をしないとならないのだから、マイナスだらけの中では、良い刺激になると思われるのね。

さてりょうさんは・・・となると、

1cmタイルを今日は、4分の1の細いパーツを切って見るも、中々上手く行かないと言いつつ、何とか切れたりしていたのね。ここが大事な所で、ちゃんとこの話を分析しないと・・・

上手く切れない・・・そもそも3分の1の細さは経験値があるものの、4分の1は初めてなら、例えば九九の2の段が言えたとしても、3の段が言えるとは、

限らないし、テニスのサービスを下から打って入っても、上から打って入る保証は無い。むしろ出来なくて良いのね。だって初めての事が出来る方が変で、

出来ない事をチャレンジって話であって、しかもここがカルチャーのように、みんな同じ事をしているような場所な場合なら、みんなが出来る事をしている。

つまり学校のような所は弱者救済だから、出来ない人を多く作らないように、出来る人が多くなるように・・・となる。つまり普通を目指す事になる。

それを容赦無く一律では無く、格差を作って良い塾なら、その人のマックスを目指せる。その時に、言葉では一歩一歩なんて知ってはいても、ついそれを

忘れると、出来ない事で落ち込んだり、ガッカリしたり、時には卑下したりもする。ただ、出来ないから出来た時に嬉しいし、最初から出来る人はすぐに

出来て楽しい。でもね、いつも良い事と悪い事は背中合わせ。簡単に出来る人は器用だけれど、刺激を求める分、次の分野へ行きやすいのね。あぁ出来たってね。

けれどある意味、不器用だ・・・なんて言う人は、徹底的にその気持ちを排除しないと、卑下に繋がる。それではどちらでも離れる事になるのね。

けれどここで大事なのは、器用な人と不器用な人ってくくりの場合、先生の俺自体が美大を出ている訳じゃ無いし・・・となると、教えやすいのは後者。

だってその気持ち誰よりも判るから。手に取るようにね。けれど前者の場合、器用なんだから、それで良い・・・ってなると、そもそも教わる気・・・

また気なのね。気が無いのね。って言うより、相手の方が理屈だったり、デッサン力みたいな基礎があるんじゃ無いかなぁ。ただモザイクが初めてなだけで。

だから感覚としたら、その上にならないと、先生として認められないだろうね・・つまり誰にでも成功しているように見えないと、説得力が無いだろうね。

所が後者の場合は、出来ない・・・って前提だから、出来たって言う事に、更に満足した結果が出た場合、信頼や信用が得られやすい。まぁ簡単に言えば、

労作展のように受賞って事になると、誰にでも判りやすい。まぁそんな感じで言えば、この2人は両極端にあって、棟梁は器用な人だから、切る張るって技術がとても上手い。

それなら教える事は情緒になる。まぁ簡単に言えば、テクニックなんてもんは、まず弾ける、書ける、投げる、打てる・・・こんな行為が出来る前提。

だからまず慣れる事なのね。慣れるには数。その時に、初見でもこんな形切れる?なんて事に対応出来るようになったら、緩急なんて事になる。

例えばピアノなら、ただドを弾くんじゃ無くて、強くとか弱くのマークを見て・・・更に上になれば、作曲者の感情を読み取る。こんな気持ちだった・・

みたいなね。時代背景だったり、感情移入してみたりね。それが出来る人と出来ない人の差になったりもする。それがテニスや野球だったりすれば、

全力で投げるフリして、抜く事で、相手の裏を付く、ただ全力のストレートだけで押さない。ただのドを投げない。書道なら、押さえたりして力強い部分に

すーって続けて、はらう・・・抜くんだね。みんな人のやる事は大体一緒なのね。だからこんなのここまでなら誰がやっても同じなのね。問題はここから。

そんな腕を持ってして、オリジナルを作ろう・・・ってなると、どんな音楽が作りたいの?みたいな話になるのね。それが個性なのね。例えばロックがやりたい

ってなれば、ドラムもベースもいるなぁ・・・ってなるけれど、フォークなら1本のギターでも出来る。こうして分野が判ると、用意するものだって判る。

所がえっと・・・何かこんな感じって、ほぼ伝える気、ここも気ね。気が無いと、表現者で無いから、間違った言葉を使ってしまうのね。例えばロックを

やりたいのに、なんか大所帯のバンドで・・・と相談に乗る場合、あぁオーケストラ的な?って返しちゃうとすると、後からギターが無いって事になる。

しかもそんな大所帯となれば、大きさも必要になり、じゃ最低でも2000人規模の箱って言うと、そんな大きく無く、小学校の体育館程度で・・・。

これが作品の相談のやり取りになるのね。それをそれなら好きな楽器をアップにして、例えばサックスを吹いている人をメインに、バックに楽団の雰囲気とか、

主要メンバーをポスターのように・・・とか、そうすればそのサイズの中に収まるんじゃ無いか?とか、アイデアを出すも、その大きさの中にそれが入らない

なら辞める・・・って繰り返しの相談で消えて行く事がほとんど。それがきっかけになって、それならこうしたら・・・って切り返して、そのアイデアをきっかけに構成したりする人もいる。

そうなのね、そうした気付き、ここも気。気付けるきっかけって言うのが、このやり取りこそが個人レッスンだったりするのね。ただ当然試行錯誤が繰り返されると、

すぐモザイクがしたいのに・・・になれば、面倒だからこれで・・・って人は、楽譜、つまり誰かの絵を真似する事になるし、考える事から逃げる。

勿論、りょうさん位の場合は、今素振りの最中だから、何しろ色んな形を切る特訓とでも言えば、何しろ切れるようになる為の練習だから、切れる事よりも

チャレンジする・・・繰り返す事。しかもただ繰り返すのに慣れたら、どうして今失敗したか?何故同じ所でつまづいているのか?みたいに検証して、基本通りにやっていたか?

の確認をする。その時に、あっこれかも・・・って思ったら、そこの是正を気にして・・・また気。気づいて、気にして、・・・それが意識。意識をすると行動は変わるのね。

所が切らなきゃ・・・だけだと、切れない・・・つまり結果ばかりを求める割にプロセスを大事にしていないのね。ここかな?ここかも・・・違うかぁ。

これかっ・・・これが試行錯誤。これに寄って考える癖が付くのね。そうすると、今度はこうすると、こうなるかも知れないから・・・って1つ先を読む。

そんな癖が付く。危機管理的にね。一流の人達はただそこに投げていたり、打っていたりするのでは無くて、駆け引きのやり取りをしているのね。

更に小説家みたいになると、グー、グーと来て次どうする?って話になり、みんなの大好きな伏線の回収なんて事になると、何でも無い事のように見せて、

それをグー、グーって脳に叩き込まれ、グーかパーかチョキか?ってじゃんけんの話かな?と思えば、お腹が減っただけだから、飯でしょ・・・ってなると、

ダジャレ的なオチになる。だ、って付くと、駄菓子、駄洒落、下駄、駄賃、駄馬・・・みたいにダサくなる。まぁ下になるんだろうね。それを例えば、

銘菓となると、駄菓子とは売り場も値段も変わるし、下駄って下では無く、雪駄って、雪だよ・・・お洒落な感じで上にな感じがする。

感じって話はこう言うもので、五感を使って感じ取る、そしてそれを各々の分野に活かす。そして更に自分独自のものの追求がオリジナルってな話。面倒な話。

でもね、例えアマチュアでも、例え趣味でも、駄では無いものにすると、歩がとに変われば、もはや金となにも変わらない。ただ金はそこにいるだけでも金。

でも歩がとになり、金と同様になるには、一歩一歩を繰り返さないと、ただの捨て駒にしかならないのね。何を選ぶのも自分次第。そんなこんなで帰ってから、

コウノトリ部分終了。

 


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