今日はカットTB南篠崎店のピエロの目地入れ。
いつもは作品が小さいのと、リーズナブルに・・・と100円ショップのシリコンのヘラを使うのね。でもこの位の大きさだとタイル屋さんが使うゴムゴテって
柄のついたコテの方が早いんで、これで塗るって事になるんだけれど、文字で説明すると、実は塗るでは無く、かっぱく・・・って事なのね。塗るの感覚で、
始めると、コテとタイルを並行にしてしまうと思うのね。それをかっぱくにすると、コテを若干斜めにする事で、目地の隙間に入れ込んで行く事になる。
それを伸ばして余分な目地材をタイルに残さずに・・・進めると、
薄っすらと色が見えるのね。これが塗る感覚で進めると、目地入れって言葉は、入れるなのに、塗る感覚だと、ついついそーっと・・・って感じになる。
そうじゃ無くて、ゴムの弾力を使って入れ込む感じなのね。それを本来は、下地に水を吸われるので、追っ掛けるように濡らして絞ったスポンジで拭き取り
なんだけれど、今回は合板だから中々吸わないんで、目地のテカテカした水分が消えた頃に拭き取り開始。
ここもリーズナブルにスポンジは100円ショップの食器洗いのネットを外したもので拭き取り。ちょっとしたコツは、最初は荒くで良いので、ザッと拭く。
これで万が一乾いても、また元に戻る感じね。若干お笑い的に説明すると、目地くんは繊細だから、外で日光に当たれば、暑いわーってもっと固まろうとするし、風が吹けば、またより固まろうとする。雨だと湿気で固まろうとしないし
室内でも、暖房冷房で固まろうとするし・・・しかも固まり出すと、とても早いのね。そこでそれを邪魔しないとならないから、一旦ザッと吹いて、一回で
綺麗にしようとしないで、まずは乾かさないを重視。一旦濡れると、砂漠化の中の給水みたいに落ち着くから、2度拭きの時には、スポンジが滑らかに進む
んだけど、乾き始めると、スポンジが水を吸われて止まっちゃうのね。そんな中、室内でエアコンも入れないのだから、順調に進めたんだけど、室内だから
掃除しないとならないし、新聞を取り替えないとならないから、いつもよりも時間は掛かったのね。しかも2階だから、外に移動も大変だし・・・。
そんなこんなで完成。その後は、最後のキリンに・・・
そしたら案の定、縁取りパーツが余ったんで、明日追加で入れようかと・・・まぁそれでも一応、準備は終わったんだけど、棟梁がインフルって。そんな訳で
スタートと考えていたんだけれど変更。いずれにしても段々と進んで行くのね。