今日も引き続きのぶさんの新作下地。昨日張った銘木の端材をジグソーでまずはカット。ただね、まぁそんな事はあるのかな?と予想はしていたものの、すぐ
やっぱりかぁ・・・って事に。そもそも全てが平らならいつものように切れるが、デコボコしているから、刃が引っ掛かって折れちゃうのね。そう来たか。
まぁきっとこうなったら・・・って言うのは、昔そんな事があったよな?って、思い出し、ただ状況が違うし、そもそも銘木の中に恐ろしく硬いのがある。
例えば国産の杉なんかは、とても柔らかいから切りやすい。こんな木はいびつな形の場所に使えば、無理したカットも逃げ切れるし、黒檀、紫檀なんて言う
のは、本当に木かよ・・・なんて思うくらい硬いのね。お馴染みならけやきなんかも硬い。そんな事も踏まえて、いつもは仕上げ用の刃を使うんだけど、
ザックリ切る刃で切れば何とかなるんじゃ無いか?って。ここも良い事と悪い事は背中合わせって考え方で、繊細な刃だから、ちょっとした事で折れるのなら
ザックリな刃は、仕上りが雑の切れた・・・が重視だから、綺麗に切らなきゃ・・・とは違い、ジャイアンみたいに力ずくで進むんだろうな・・きっと。
って事で、刃を取り替えると、すんなり逃げ切りビンゴ。切れてしまえば、どうせサンダーで削るし・・・いつものように丸とか楕円とかライン重視とは違い
グネグネってなっているから、特に問題無いしね。そんなこんなで何とか逃げ切り、サンダーとペーパー掛け。これで木の角張りを滑らかにして、触り心地が
良くなり、丸みを帯びるのね。ツルって感じね。次はその下になる、張るほうの木。
まず同じように切ると、結構重くなっちゃったのね。しかも横から見ると、銘木よりも厚みが出ちゃうんで、野暮ったい。そこで2周りくらい小さく切り直して・・・
軽量化して、更に縁取り側を彫る事で、更に軽量化と下地が出っ張って、銘木との段差が小さくなってはまりやすい効果もあり、まずまずな仕上がりとなった。
後はオイルかニスで仕上げって事になったのね。その後は、やはり何よりもピエロの壁画のバック・・・何かいつものような手間の掛け過ぎでは無くて、
アイデアとタイルで逃げ切り・・・って言うのが欲しいのね。まっ簡単に言えば、今流行りのレトロなタイルなんてかなり安易だと思うのね。ただそうで
無くて、普通に見た事ある形のタイルで・・・何か模様にならないかな?みたいな・・・何しろ動物がメインなんだから、それを邪魔しないような・・・でも
より華やかになる何か・・・みたいなね。ん・・・って感じ。