かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

出口小学校の学習発表会

2007年12月09日 | Weblog
12月9日の日曜日に校長先生が所要で行くことができなかったので、代わりに、出口小学校の学習発表会に参加をしました。

 五馬中学校は、3つの小学校から生徒は、来ています。(もちろん、転校をしてきた生徒は、別ですが)出口小学校、五馬市小学校、塚田小学校の3つです。

出口小学校は、いろいろ縁があります。かったかくんの一番上の姉が先生になったときの赴任地でした。そこで2年間を過ごしています。その頃、かったかくんは、まだ高校生でした。父に連れられて、行ったことがあります。まだ今と比べて道路ももっと狭く、農免道路もありませんでしたので、家からは、ずいぶん時間がかかりました。また、姉は、出口の教職員住宅に住んでいました。2.3度しか行ったことはありませんでしたが、出口に行くと、なんだか懐かしい感じがします。偶然にもその校区の中学校に赴任をしたわけです。五馬中学校に来てからも、小学校には、何度も行く機会があります。当時は、木造の校舎でしたが、今は、鉄筋のきれいな学校となっています。

 全校児童数は、17名の学校です。今日は、学習発表会です。17名ですが、それぞれの学年ごとに劇をしました。

 1年生からです。1年生は、3名です。3名がかわいらしく、15分近くの劇をしました。それぞれの学年の特色がよく出ていました。地域の方もたくさん来ていました。6年生も3名です。元気の良い声で劇を演じていました。なにか心が温まるようなそんな雰囲気の時間でした。

 それから、全校合唱です。地域の方の三味線に合わせて民謡を謡いました。すごく声が出ていました。民謡の全校合唱を今までに聞いたことがありませんでした。先生の指揮にあわせて、しっかりと謡っていました。これは、日田市の音楽祭でも好評だったそうです。練習を積んで、今日も地域の方に聴いてもらっていました。

 初冬の出口に素敵なハーモニーが流れていきました。純粋な子どもたちでした。
 今、学校も統廃合が進んでいます。合理化の中で、地方の文化がどんどん消えていっています。よくそのことが新聞などでも話題となります。この出口小学校の文化と伝統、この校舎から聞こえてくる歓声が消えないものであって欲しいと願います。

 閉会式では、感想を・・・ということでしたので、
「17名の声が100人のものにもなるようなそんな元気の良い声でした。感激をしました。」
と率直に思った自分の感想を言いました。午後からは、三世代の交流の餅つきがありましたが、帰らせてもらいました。

 この日は、地域の方としっかりとふれあいを深めた出口小学校の児童の皆さんでした。貴重な時間を過ごさせていただきました。



一週間に一度の楽しみ

2007年12月09日 | Weblog
 中津の先生が、日田の小学校の先生を紹介してくださいました。会議で会ったときに、「今度一緒に飲みましょう。」ということになりました。その先生は、国東市から来ています。

 アパートの近くの『森の石松』という食堂で飲みました。先生と同じアパートにいる他の先生も一緒に来ました。もう一人の先生は、日出町から赴任をしてきています。

 楽しい時間を過ごしました。それ以来、水曜日には、一緒に『森の石松』で食事をしています。『森の石松』のおかみさんもとっても優しい方で、カウンターで食事をしていると、楽しく話に加わります。家族的な店なので、他のお客さんも家族みたいな感じです。(まだまだかったかくんは、その店に行き始めたばかりなので、やっと顔をおぼえたところです。)旅理も安くてとてもおいしいですね。

 自分以外の二人は、ゴルフがとても上手なのです。ということで、水曜日は、ご飯を食べる前に、ゴルフの打ちっ放しに行きます。3週間続けて行きました。シングルプレーヤー直前の先生たちです。とても上手です。

「手で打つんでなくて、肩で降る感じで。」

「ちょっと、力が入っているなあ。」

「もっと、右足を回転させて。」

など・・・手取足取り教えてくれます。しかし、イメージはわかっても、なかなか現実は、難しいですね・・・。良い運動になります。1時間くらい、打ってから、アパート近くの『森の石松』へ。

 かつて、日田署の方が、『森の石松』はいいよ、って教えてくれました。確かに言ったとおりでした。

 また一週間に一度だけですが、三人で一緒に時間を過ごすのは、とても楽しいです。

 いろんな縁でいろんな人を知ることができています。そのことで自分にとってプラスとなっています。
 先日は一人の先生は、子どもたちとマラソンの練習をしていて、肉離れ、もう一人の先生が座骨神経痛(もうまったく)でかったかくんの打つのを見てくれていました。二人から見られていて、(緊張したなあ)でも寒くて寒くて、すぐに止めました。

 これからもこの縁を大切にしていきたいですね。いろいろ縁を下さった先生方、ありがとうございます。森の石松は、下井手のところにあります。



福岡県へ研修

2007年12月09日 | Weblog
 11月30日(金曜日)は、研修視察に日田市中学校教頭会で行きました。
 場所は、太宰府西中学校と福岡県人権啓発情報センターです。中学校の教頭先生が全員参加をしました。

 太宰府西中学校は、学校評価システムが確立された先進校です。文部科学省推進事業校としての取り組みもあり、資料も豊富でした。

 行って感じたことは、生徒数は多いのですが、落ち着いた雰囲気の中で、授業が行われていました。授業の本日の課題が板書されていて、目標、目的をもって、生徒たちが授業に臨んでいました話し合い活動、実験の授業、音楽の合唱・・・いろんな授業を見て回りました。評価をしていく中で、PLAN(計画)→DO(授業)→CHECK(評価)→ACTION(改善)がされているものがありました。

 今の授業の雰囲気が完成されるその過程で、学校全体が一丸となって取り組んでいかなければ、一部の先生たちだけでは、学校の姿を変えることはできません。「西中まなびのルール」を生徒と一緒に考えて、授業に生かしていました。授業規律を大切にした実践を繰り広げていました。学校だけでなく、保護者、地域が一体となって生徒の姿を本当に見据えて育てていこうとする姿勢がそこに存在をしているのでしょう。

 形だけがややもすると先行しがちになりますが、太宰府西中学校は、評価をしながらも生徒を大切にした取り組みがされていると思いました。

 閑静な住宅街の中に太宰府西中学校はあります。多くの花も玄関にきれいに飾られ、明るい校庭となり、私たちを迎え入れてくれました。いつもは、書類の整理などに追われなかなか研修をする時間を見いだすことはできませんが、太宰府西中学校の校長先生をはじめとした方々の説明、授業参観までさせていただき、大いに研修を深めることができました。またバスの中でも日田市の先生方と話をし、いろんなことを学ぶことができました。

 春日市では、人権啓発情報センターに行きました。素晴らしい施設でした。人権に関する常設の展示場もありました。人権意識の重要性の再認識をさせられました。
 日田市では、12人の中学校の教頭先生がいます。日田市に初めて勤務するかったかくんにとって、いろんなことを教えていただけます。どの方も実践を積まれていて素晴らしい方ばかりです。また12人がまとまっていろんな活動をすることができます。縁ですが、出会えたこの機会を大切にしていきたいと考えます。
 
 早くも師走となりました。今日は、日田市の教頭会がありました。そこで、この研修の概略を発表しました。これで一段落をしました。
 またこの研修を自校でも生かしていきたいですね。