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かったかくんのホームページ

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幸せに・・・

2009年05月20日 | Weblog
この間の土曜日に、滋賀県に本耶馬溪時代に教えた生徒のまさふみくんの結婚式に行って来ました。


 お嫁さんは初めて会う方でしたが、なかなかお似合いのカップルでした。たくさんの同級生が大分から駆けつけました。時間がたつのは本当に早いものです。あれから20年近くの年月がたとうとしています。



 まさふみくんたちを教えたのは、ちょうど教員になってから10年目のことでした。学校の中でも有名なつわものたちが多いクラスでした。その分、すごいエネルギーがありました。



みんなで入学式の準備をしているときに、みんなから「おめでとう。10周年」と書かれたケント紙で折られたペンダントをもらいました。



この頃は、まだ小学校に勤務していました。この年は、校舎建築の年でもありました。春に運動会を済ませてからは、運動場に校舎が建ち始めました。旧校舎から手を伸ばせば届くような距離の新校舎。だから教室が暗かったです。また運動場も使えず、休み時間は教室か体育館で遊ぶしかありませんでした。





 でもそんな中、みんな仲がよく今でも同級会などが行われています。



 まさふみくんのお父さんもお母さんもと子どものことを一番に考える人でした。厳しく優しく子どもに接し、導いていきました。



 しかし、そんなお母さんもまさふみくんが高校生の時に病のために他界してしまいました。人から慕われるお母さんだったので、みんな涙で見送りました。




 お母さんがなくなられた後、お父さんを中心に家族がまとまって生活をしていきました。妹の和子さんも担任したのですが、心の中ではつらい気持ちでいっぱいだったのでしょうが、二人ともその様子を表に見せずに過ごしていました。それは、お父さんやお母さんの育て方にあったに違いありません。




お母さんの分までいっぱいいっぱい幸せになってほしいと願うのは、まさふみくんの周りにいる人はみんなそう思っているでしょう。




 結婚式は、友だちが盛り上げていました。来月結婚式をあげるまさしくんは、ギターを滋賀まで持っていって歌を歌い上げました。きみとくんは、感動する祝辞を披露しました。かったかくんの祝辞をはるかに超える心打つものでした。




いつまでもこのような友情を築けるすばらしさを感じました。