







朝は、少しだけ積雪。朝出勤をするときに、フロントガラスなどには、粉雪が積もっていました。
そんな中、中学校の卒業式が行われました。天気には、恵まれたけれど、卒業式には歴史的な体育館の寒さでした。ストーブは、配置していたけれども手の先まで冷たくしびれるようなそんな寒さでした。
でも、卒業生一人ひとりの顔を見ていると、熱いものがこみあげてくるものがありました。いろんな思い出がそれぞれにあります。
職種的には、生徒と関わる時間は、ぐっと少なくなってきていますが、それでもいろんなところで生徒との思い出は強いものがあります。
自分ですらこんな思いをするのですから、これが担任の先生ならもっともっとこみ上げてくるものがあるでしょう。卒業式の前夜、誰もいない教室で一生懸命に最後の話をしている先生の姿がありました。
入場してきて生徒たちがそろった姿からもうだめでした。一緒に楽しく活動をしたこと、叱ったこと、推薦、一般入試の面接の練習、部活の活動の様子・・・思い出すことがたくさんあります。
生徒が証書を受け取る姿をしっかりと見ました。真剣な面持ちで受け取っています。
呼びかけと合唱。練習の時から見てきましたが、在校生も卒業生もよりよいものにしていこうとする姿がありました。最初、練習に入ったときには、式の中で歌えるのかなあと思っていましたが、一回一回の練習で前の時より、すばらしいものになっていっていました。
式では、練習よりまた気持ちのこもった歌声を聴くことができました。指揮者、伴奏者、そして歌う生徒たちに一体感がありました。
目に見えないところですが、午後から、学校に来れなかった生徒との卒業式が校長室でそれぞれに行われました。
3年部の配慮で一人ひとりの卒業式に開式の言葉、校長式辞、卒業証書授与・・・とできるだけ同じように式を行いました。小さな卒業式でしたが、大きな感動がここにもありました。

一日、頬を伝わっていくものがありました。
卒業生と出会えたことをうれしく思います。寂しい気持ちでいっぱいですが、それぞれが進路をしっかり決めて、自分の夢や目標に向かって、飛躍してもらいたいと願います。
卒業生のみなさん、おめでとうございます。