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先生との別れ・・・離任式

2011年03月30日 | Weblog
 30日、学校の離任式が行われました。今日、朝生徒たちが来る前に、先生たちで離任の式を行いました。そして、9時から生徒を交えての離任式。夜は、送別会。一年間、一緒にいろんな活動をしてきただけに、別れていくことがとても寂しく感じました


 離任式の中で、離れていく先生たちに紹介を兼ねて、言葉を言いました。思い出のために、表します。



先生方一人ひとりの似合う漢字は何だろうと思いながら、国語の先生の筆を借りて、書いてみました。みなさんは、どんな漢字であらわしますか。



 今は、今ここに6人の転任する先生がいて今までと同じで、去っていく実感がまだわきませんが、明日、明後日からは、三光を離れ、違う学校や職場で勤務をするのです。そう考えると、寂しくてたまらない気持ちがあふれます。一人ひとりの先生方を紹介します。

校長先生
「温」です。
 三光中学校4年間の勤務でした。温かい笑顔と優しさで三光中学校を包んで下さいました。いつも生徒のことを一番に考えて行動をしてくれる校長先生でした。優しさの中から、いろんな生徒の気持ちを考えて、声をかけながら励ましている姿をよく見かけました。


 校長先生の活動は、生徒を大切にするものでした。三光タイムなどにも積極的に参加をしました。授業中も教室を回りながら、みんなの姿を見ていてくれました。悩んでいる生徒には、家庭訪問もしていただきました。



 そこから生まれる学校だよりは、みんなが楽しみにしていたでしょう。みんなが頑張っている姿が映し出されるものでした。学校の環境整備も生徒のことを考えて、バックネット、図書館整備など平山先生などと相談をしながら、生徒が活動しやすい学校づくりをしていただきました。

~略~
校長先生は、長い先生の勤務を終えられて、退職をされます。これから公民館活動を生徒だけでなく、地域全体のために勤務します。お体を大切に頑張って欲しいと思います。


N先生
 「母」です。
 学校のお母さんでした。みんなに良くなってもらいたいところは、一人ひとりに「びしっ」と話をしていました。それは、先生がみんなへの心からのねがいがあったからだと思います。


 その裏には、一人ひとりを思う優しい気持ちがありました。「こんなになったらうれしいだけどね。」など、いつも話をしていました。いろいろ心配りができる先生でした。その中に2年生59名を中心に引っ張っていく強さをもった頼れる先生でした。



 生徒が休んだとき、悩んだとき、困ったときは、きちんと一人ひとりに寄り添っていました。その信頼関係の厚さが、今日、T先生が転任していくことへの寂しさを感じている生徒が多いのではないでしょうか。



 先生は、忙しく授業、部活と終わってから、みんなと昼間一生懸命に接している分、家庭に帰って、先生のお母さんやこどもさんのために、夜いろんなところに出かけていました。生徒のため、家庭のためにいつも一生懸命でした。
~略~


T先生の愛情は、今も感じていると思いますが、また離任してからさらに強まると思います。学校での母としての存在感は大きかったです。部活などでまた成長したみんなの姿を見せてあげて下さいね。




H先生
 「包」です。
 先生は、クラス、学校を部活をしっかりと包んでいきました。包容力がある羽野先生でした。クラスをまとめていきました。ほめたりしかったりと生徒のことを考えて一生懸命でした。


 3年生が、今年度しっかりと進路が決定できたこともH先生が、見えるところ、見えないところでも一生懸命にみんなのことを考えていったからこそだと思います。その姿を先生は、見てきました。



 サッカー部も、技術だけでなく、サッカーを通じて、何を学ぶのか生徒に伝えてくれました。先生の存在は、サッカー部にとって、生徒もお家の方にも大きいものがありました。


 先生も常に心配な生徒がいれば、家庭訪問をしながら、つながりを持って行きました。卒業式でも一人ひとりに感動の別れをしました。その午後、学校に来れていなかった生徒のお家の方の前で大粒の涙を流しながら、言葉をかけました。裏表のない素敵な先生でした。

 先生は、ラガーマンでもあります。ラグビーチームに所属し、県体に参加をしていました。家に帰ってから、練習に参加をしていました。エネルギーいっぱいの先生でした。
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K先生
 「優」です。
 先生は、みんなに優しく接していきました。先生と話をすると、心が温まるのか先生と楽しく語っている生徒の姿を多く見かけることができました。優しさをもった先生でした。


 理科の授業では、楽しく実験をしている授業をよく見させてもらいました。理科が好きな生徒も多くいたのではないかと思います。部活では、テニス、野球と生徒と一緒にコート、グランドで汗を流しました。



 昨年の秋、野球部で2年生を主体として、相良先生とチームを創りあげ、県北で3位の成績を収めました。野球の部員にとっては、大きな自信に繋がっていったと思います。


 先生は、いろんな機器を使うのが堪能で、写真もたくさん撮ってくれました。また体育大会や卒業式などで、放送機器を巧みに使い、雰囲気作りをしてくれました。「志」を掲げた卒業式。


 感動の裏には、K先生の努力が存在していると思います。先生は、家庭も大切にしてきました。PTAの球技大会などで子どもさんのたっちゃんを連れてきていました。先生つまりお父さんを慕っている姿は、家庭での優しさがあるのだろうなあって感じます。
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W先生
 「若」
 先生は、みんなと一番年齢の距離がない先生でした。厳しい中にも優しさがあり、卒業式前には、生徒からも手紙をもらったりしていました。


 もっと先生と話したかった生徒もたくさんいたのではないかと思います。先生は、理論もしっかり持ち合わせていて、会議などでもしっかりと自分の考え方を伝えていました。


 1年部の先生がいないときは、教室に行き、生徒とつながりをもっていきました。授業、部活、そして、休みの日には、臨時講師としてではなく、正式の先生になるための試験勉強に真剣に頑張っていきました。先生の数学の授業はわかりやすく、1年生が先生と真剣に頑張っている姿を見させてもらいました。


 黒板の字もていねいで、みんながわかりやすい授業をしようと職員室でも教科書などをみながら、一生懸命に研究をしていました。1年間の勤務でした。先生は、4月から大きい中学校に勤務します。


H中学校の生徒と活動していくと共に、正規の採用をめざして、先生の道をめざします。渡邊先生のチャレンジです。合格をめざして、夢の実現のために頑張ってください。応援をしています。




T先生
「長」
 先生は、耶馬溪中学校から転任されてきました。K先生を中心に授業を組み、2年間、教育補助員として授業のサポートをしていただきました。


 また2年生の教室にも行き、生徒たちの様子を温かく見守ってくれていました。いつも優しく生徒たちにも声をかけて下さり、生徒の良さを引き出してくれました。


 見守るってこういうことなんだと先生の姿から学ばされるものが大きかったです。先生は、人の悪いところではなく、良さをしっかりと見ています。職員室では、「○○ちゃんは、これができるようになったんですよ。」と楽しく生徒の話をしてくれることが、先生たちのエネルギーにもなりました。


 先生は、気が優しく気の長い、懐が大きい先生でした。長い目で生徒を見てくれていました。だけど、先生の横にいて比べると・・・。それで「長」にしました。先生は、2年間の勤務をもち、三光中学校を退職されます。先生、2年間、ありがとうございました。