かったかくんのホームページ

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「この梨、ごん、おまえだったのかあ==??」

2021年07月21日 | 大分県
せっかくオブラートに包んでいた昨日の梨事件。しかし、本人からのアプローチがあり、事実が明らかにされました。
真実を知りたいという人もいたので、昨日のストーリーを童話風に再生してみました。


『あるにしたに山村に「タバオごん」といういたずら好きなきつねがいました。


いつも上から目線で、ちゃちゃを入れてきます。
すなおなんですが、すなおなふりをしません☆
 


昨日はくるめ村に行ったということで、ほんとうは、大好きな「ネツサヒ兵十』に、日頃の償いということで、帰りに梨を買って持って行こうと考えました。
 


ところが「タバオごん」は何を考えたのでしょう。
「ネツサヒ兵十」が仕事をしているところを「みさと山」と勘違いして、梨を持って「みさと山」に行きました。
本当は「しもごう山」でした。



「みさと山」に行き、そこの住人に、
「ネツサヒ兵十」さんはいますか。」
と聞きました。
 


「ネツサヒ兵十」の「兵十」という声はあまり聞こえなかったのでしょう。
「ネツサヒ」だけが住人に聞こえました。
たまたま「ネツサヒ」さんという人が、みさと山に住んでいました。
 


住人の方が、
「みさと山の給食センターにいます。」と優しく「タバオごん」に言いました。
なぜ、「ネツサヒ兵十」が給食センターにいるのかとごんは、不思議に思いましたが、ある一面、すなおな性格なので、そのまま言葉を信じ、念願の再会に「みさと山」の給食センターに小走りで行きました。



「ごめん下さいまし。「ネツサヒ兵十」さんはいますか。」
出てきたのは、女の人でした。
「あたし、ネツサヒですけど。」」



「タバオごん」は目を疑い、びっくりしました。
「ネツサヒ兵十が女になったのか。」
でも女の人はていねいに言いました。
 


「ここには、ネツサヒ兵十さんはいません。その人は、しもごう山にいるんですよ。」
「タバオごん」はびっくりです。なぜ、間違ったんだと何度も今までの流れを頭をひねりながら、振り返りました。
「ともかくここにはいないんだ。」
 恥ずかしい思いがあって、すぐにみさと山の給食センターから足の速さを生かして、冷や汗をかきながら、ともかく脱出をしました。
 



そのまま、「しもごう山」に行きましたが、すでに時遅し。
仕事を終えた「ネツサヒ兵十」はいませんでした。
どこかぶらぶらしていました。
 



しかたなく「タバオごん」は、「ネツサヒ兵十」の家に行きました。
「ネツサヒ兵十」はぶらぶらとしていたのでいませんでした。
それで、土間に梨を置くことにしました。
やさしく、すなおだけど、やさしくすなおではありません。



めいし風の紙に、
「ついでに持ってきました。」さらに「ついでに」の2乗までつけています。
3回も「ついでに」があります。
 


心優しい「ネツサヒ兵十」は梨を見つけて思いました。
「ついでに、もうちょっと大きな梨だったらよかったのに。」』




ついでにまた土間に償いの梨があることを期待しています。