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「朝刊に目が留まり・・・せつなく」

2021年05月10日 | 大分県
『あの頃は一緒に子どもと向きあった
        先輩去りゆく寂しさ感じ』

 


新しい週の始まり。
 


朝、起きて・・・今日の朝刊に目を通していると、川柳・短歌・詩などのページがありました。
毎週月曜日は、「読者文芸」のコーナーがあります。 
 


川柳に目が留まりました。
 


かつて三光中学校に勤務した時の校長先生の奥さまの作品でした。
 


校長先生は、数か月前に他界されました。
校長先生にお世話になった多くの人たちが悲しみに包まれました。
校長先生が、お亡くなりになってからも、亡くなる前に出品していた川柳が、掲載されていました。



校長先生の名前の作品を見ると、寂しさが募りました。
最後まで、生きがいの中で、投稿を続けてきていたのでしょう。




そして、奥さまが、先生の思いをつないでいます。


今日は、奥さまの作品が優秀作品に選ばれていました。


お題は、「軋む」(きしむ)でした。
「亡夫思いはりさけそうにきしむ胸」
という句です。
 


校長先生が他界された時の今の想いでしょう。
せつなさが心の中に流れていきます。
 


先生は、家族を大切にしてきました。
その中で、川柳や陶芸、卓球の道を究めていきました。
 



校長先生のことを想うと、奥さまが「はりさけそうになる」気持ちを理解することができます。
校長先生ご夫妻の愛情の深さを感じます。
 



豪快で、しかし繊細で・・・存在感ありすぎで、突然旅立った校長先生。
奥さまは、校長先生の香りが漂う家で、気持ちの整理がつきにくい日々を送られているのでしょう。
 


こちらも川柳をよみながら、胸が「軋む」思いでした。
校長先生のご冥福を心からお祈りします。


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