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平和を願う日

2012年08月06日 | Weblog
平和の灯ともり続けるこの社会
             みんなの想いを繋げていけたら





8月6日はヒロシマに原爆が投下されました。そして、今日、「平和を願う日」です。学校で平和について考える授業などが行われました。


担当から、全校集会の中で、先日の「水害について」話をして欲しいということで、スライドの写真を映し出しながら話をしていきました。平和と今回の水害の共通点は何だろうと考えました。「人と人とがやわらかくつながっていくこと」ととらえ、話をしました。



その前に、自分の子どもが長崎の大学に進学しての入学式での学長さんの話をしたく時間をとりました。
「キャンパスで1000人以上の人たちがなくなったそうです。犠牲者のためにもその上をゴミなどで汚してはいけない、キャンパスの上で、夢や目標に向かった行動をして欲しい。」
その話がすごく印象的でした。



私たちは、戦争で犠牲になった方の上にたち、今の生活を送っています。幸せを感じるような幸せを創るような生き方をしていって欲しいと願っています。




全校集会ではこのあと、勤務先の中学校の先生のお父さんの戦争体験手記を先生方で輪読をしました。満州にいたときに、日ソ不可侵条約を破り、ロシアが攻撃を仕掛けた時の話です。


周囲の人たちが銃砲を前に死んでいく中、死と向かい合った3年間の捕虜生活を経て、京都府の舞鶴港に帰ってきた日々の生活を綴っています。



つらい日々を想像するだけでも、涙が出る思いで聴き入っていました。



輪読のあと、捕虜になって生活を送っためいになる地域の方が話をしました。その方は、おじさんからかわいがられて育ってきました。しかし、この手記を書いていたことは知らなかったと言います


。あのおじさんがこのような体験をしていることを知って、「なぜおじさんが私に優しく接してくれたか」おじさんの優しさの意味を改めて感じたそうです。いつまでも平和な世の中が続いて欲しいと願っています。



 

こうして、平和について考える時間があることはとてもたいせつなことであると思います。




今回の水害なども通して、わたしたちは、利害関係は抜きにして幸せにそして住みやすい社会を、暮らしをみんなで創っていける活動を仕組んでいけたらいいと考えます。

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