最初に小説を読んで、そのあとDVDで映画版を観ました。
主演は有村架純。
主人公の夏美の設定が原作とは少し違うけど、このほうがすんなり物語に入り込めますね。
乗っているバイクはノーマルの雰囲気を壊さない方向にカスタム化してあるフロントがドラムブレーキのSR400。
「よく、似合わないって言われるんですけどね」 というさりげない台詞も、そのうち大切な理由があってのことだと判ってきます。
登場人物個々の掘り下げはどうしても小説のようにはいきませんが、それ以上に暖かくてほんのり切なく少し泣ける、日本らしさがふんだんにある良い作品でした。
ボクもそろそろツーリングに出かけます。